丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

くーの家の階段ができてきた

yonkichi, · カテゴリー:

我が家のビックプロジェクトでもある巨大な犬小屋、くーと暮らす家のシンボルでもある、回廊階段のベースができあがった。ここは新しい我が家の目玉でもあり、またシンボルでもある。
導線優先の家は機能的には優れているだろう。でも家というのはそれだけではないはず。日々暮らす事が楽しくなり、落ち着ける空間というのは、いくらでもアイデアが浮かんでくる。
しかし日本の住宅の殆どは、何LDKや延べ床面積が優先され、真四角で間仕切りが細かく切られており、その数字が大きければ大きいほど評価が高いなんていう、下らない基準がまかり通っていると感じる。
戦後大家族は減り、核家族化が進み、子供部屋がある事がよしとされてきている。今もそうだろう。しかし家族の暮らす空間はひとつでいい訳で、扉の向こうは何をしているかわからないような間取りが、今の家庭内崩壊やDV、犯罪の凶悪化などに発展していっているひとつの大きな要因になっていると感じる。
一言で済ます事は乱暴なのはわかるが、なぜ子供部屋がいるのかと思う。素通しの空間の中で、子供が今何をしているのか、家族がどこにいるのかがわかる空間こそ、家族が一緒に住む家ではないのか?今の建売住宅はそこに30年とかいう長い時間を暮らす事を考えて作られていない。
犬だって、生後2カ月は親と兄弟と一緒に過ごし、良い事や悪い事を体験しながら覚えていく。成長がゆるやかな人間こそ、個室が必要になるのは高校生ぐらいで充分なのではないだろうか。当然思春期を迎え、自分の責任で行動する事ができるようになったと判断できたら、個室でもいいとは思うが、もし個室が欲しいなら意識が自立できてからにしても遅くはないと私は感じる。
ダイニングとリビングが分かれている必要だってない。ダイニングはメシを食うだけの空間か?リビングとリビングを一体化する事で、家族が一緒に食事をし、くつろぐ空間として確立するのではないかと自問自答する。
日本の家は、何か間違っている。私はそんな家は欲しくない。だからこそ、巨大1LDKの家が欲しくなったのだ。
写真は1階土間と2階ワークスペースをつなぐ階段回廊。胴長短足のくーが踏み板の上で立てるよう、奥行きが450mm、蹴上げが150mmある。中庭をはさみ、家中どこにいても家全体が見渡せる。まあ小さい敷地なのだから当然でもあるのだが…
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