丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

キッチンは非アイランド派

yonkichi, · カテゴリー:

まわる家を設計した時、私自身がキッチンに立つ事が少なくないため、プランニングはほとんど私が行った。由には高さや吊り戸棚の部分、そしてキッチンボードにマグネットが使えるようにという意見しかもらってないほどである。
実際の設計は建築家の米村さんなのだが、私の意見は対面キッチンは好きだが、アイランドは無意味と考えている事だった。
アイランドと言われるカウンターキッチンは、いわゆるシンク、流しがあるだけで、あとは調理台というより配膳台である。よく家族をみながら、会話をしながら調理したいと言うのだが、流しを使っていたら水の音でよく会話ができないだろうし、なぜ汚れ物を店ながら洗わねばならないのかという事が多いに疑問だったのだ。
また2Fリビングの場合はアイランドの場所が不自然なため、排水管がどうしても角度が何度もつきがちになり、メンテナンス上でも排水部分をシンプルに長年使うという視点からは、給排水はできる限り集約し、ストレートに配置すべきだと思えるのだった。排水管が床下を水平に這うなんてあり得ない。
そんな実際の調理や片づけをした経験のある事と、構造上のアドバイスを考えたら、とてもではないがアイランドキッチンなんか不自然極まりないものとしか思えなかったのだ。
よって我が家は、壁付けのキッチン。階下はパウダールームで、排水管は壁をストレートに降りるようになっている。またアイランドが置かれる位置には配膳台兼食器棚、食料庫をかねたカウンターが置かれる事になったのだ。当初は稼働構造だったのだが、あまりに大きい事から単に置くだけとなった。
配膳台はリビングダイニング側からはちょっとだけ目隠しの高さの壁にかこまれるため、スマートである。その分ごちゃごちゃになりがちだが、生活する上では少しばかりの出しっぱなしは仕方がないはずだ。なので、カウンターの端にはいろいろ毎日使うものが置かれている。
実際に1年近く使ってみて、これはとても使いやすく、よいアイデアだとしみじみ実感している。
写真はキッチンカウンター上。ネスカフェ・バリスタとくーの食事用のMagicBullet、電気ケトルにiPad。
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