丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

旅先での風邪

yonkichi, · カテゴリー:

毎日朝晩、通勤時は少なくともマスクをするようにしている。カトマンズの砂っぽい街中でも、真冬の北京の喉も凍るような日にもマスクなんかしなかったのだが、仕方がない。私は眼鏡なのでマスクをしているとどんなに工夫しても曇ってしまい、息をするのも大変だったりする。
唯一、マシなのは不織布で鼻の頭に針金が通っている使い捨てタイプで、愛用している。針金を鼻の形に曲げ、その上に少し眼鏡の足がかかるようにかけると、しばらくは曇りにくい。眼鏡を使わなければならないというのは、本当に面倒だ。
雲南を旅した時、後半大理に入ってから本格的な風邪をひいてしまった。当然体温計なんかないが、とにかく辛く、予想では39度前後だったと感じさせられる症状だった。大理賓館で1日寝ていたあと、大理から昆明までの飛行機は気合でなんとかなったのだが、昆明で関空行きのJASに乗り換えるまで、4時間程間があったので由がホテルを数時間だけリザーブして休ませてくれた。由はその間、一人で外に食事に行ったのだが、私はまったく食欲がなく、砂っぽいベッドで横になっていた。
時間が来てJASに乗り込むと、ここでさすが日本の航空会社。一番後ろのまん中の席をあけてくれて、横にならせて貰った。肘掛けが完全にはねあがらないのだが、横になれてほっとした。キャビン・アテンダントの方々にも親切にして頂いて、気分的に6時間のフライトが楽になった。
しかしこの日はまだこれで終わらない。関空から羽田に帰ってくる訳で、最悪の体調で3機の飛行機を乗り継がなければならない。最後は横になれる訳もなく、我慢するしかなかった。羽田からは新宿駅までエアポートリムジンに乗り、家に帰った時にはもう意識は薄れていた。
翌日から1週間、年末年始の休みに加え、また会社を休んでしまった。おまけに肺炎を併発してしまい、社会復帰できるか、自分でも不安になってしまった。それだけでなく、結構私は10日前後の旅のあと、1週間会社を休んでしまうような事が何度かあったりする。ある年の八重山もそうだったし、小笠原を旅した時もそうだった。ネパール1年目の時も…
この虚弱な体でよくもまあ旅に出る機になる訳だと言われそうだが、本人はなかなか懲りないようだ。私は今も、まだまだ旅足らない。
写真は雲南、麗江から大理までワゴンで移動した途中にみかけた、この地方で広く行われている傾斜を利用した田んぼの風景。
この写真を撮った4日後、帰る日の前日に高熱で動けなくなってしまった。辛い飛行機の乗り継ぎの旅が、最後に控えていた。
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2 Responses to “旅先での風邪”

  1. より:

    風邪はひかないのだが、一昨日の晩、仕事中に倒れてしまった。いきなり身体が熱くなり、気が遠くなってやばいなと思っているうちに、気がついたら床に倒れていた。顔面蒼白、脂汗がドバドバ。しむかと思ったよ。
    数時間寝かしてもらって何とか復活。病院には行ってないけど原因不明。去年の健康診断では全て正常値だったし、今まで病気などしたことが無く、身体には自信があったのだが、やはり歳なんですな。不具合が出てきたのだね。
    お互い身体には気いつけましょう。

  2. よんきち より:

    せんせい
    倒れるなんて尋常じゃないなぁ。シャレになんないから少し精密検査などしてもらったらどう?私もそうだけど、これまでいろんな所で転んで頭打ったり体打ったりしてきたので、どこかが壊れていてもおかしくないし…
    健康診断とかも大したことやんないんだよね。私も昨年からとうとう会社では健康診断から人間ドッグに格上げ(簡易ドッグって奴ね。正直いって健康診断と対して変わらないんだけど…)されてバリウム飲んだり胆嚢の検査したりしたんだけど、結果は大したものではありませんでした。
    ほんと、歳を取るといろんな所がイカレます。でも私たちより年配でも、すごく元気やスタミナがある人は大勢いるので、やっぱりそれまでの過程もあるのかなぁと思う今日この頃。
    お大事に。やっぱり旅人は不健康なのかな…(^_^;