丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

一人旅はよいものだ

yonkichi, · カテゴリー:

北海道を旅する人は、その形こそ変わったが、何か自分でもわからない何かを求めて旅に出たんだと思う。日常生活にはないもの、それを感じたくて。但し、複数で行く旅はまた全然違う。それは旅ではなく旅行であって、自分たちの世界の中で完結するものが殆どだろう。
私も最初は友人と2人で行くつもりだった。しかし相手方の理由により、突如1人になり、意地になって出かけたのがきっかけだった。しかし帰りのフェリーでは心底1人で旅に出た事の重要さを感じる事ができたのだ。
殆どの人は1人で旅に出ると、なんでと聞く。そういう人たちは、旅ではなく旅行しかしない。勝手にこの言い方の違いを私が決めているのかもしれないが、そういう気持ちなのだ。そして旅では自分の大きさや存在がとてもよく見えてくる。景色を見に行ったり、レジャー施設で遊ぶ為に行くのではない。そこに同じように何かを求めて来た旅人だけが、同じように時間を共有できるものだと思っている。
そんな連中が開陽台にもやってきていた。グループで来た連中はその中で完結しているので、めったにコミュニケーションを取ってこない。逆に取り込もうとする。
私が長く付き合っている、世代も職業も住んでいる地域もまったく関係ない友人は、殆どが旅で出会った。彼らは私と同じく、あまり旅に出なくなってしまったものもいるし、今も旅を続けているものも居る。
1人で出る事に臆する事なく、飛び出す事で、そのままの人生では到底出会う事ができなかった人や場面に出会えるようになるはずだ。
こんな私でも、今また1人旅に出れば、ワクワクした変わらぬ気持ちを味わう事ができる。それが楽しくて、やめられない。
しばらく休んでいるが、また必ず1人旅には出るだろう。こんな面白い事、やめられる訳がない。
写真は釧路郊外、標茶あたりの横道を入り込んで見つけた所。
20070817.jpg

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