お盆の各地からの中継
yonkichi, · カテゴリー: 旅開陽台に入り浸っていた頃、何度かテレビなどのメディアの取材に出くわした。
20歳から30歳までの頃、とがっていた部分も多かった。丘にあがる私の時間を邪魔するものは排除したいと思っている部分も少なからずあった。自分の時間は誰のものでもない、自分の為のものだからだ。
取材は時にそれらしい理由がつけられ、悪い気がしないと受ける人の方が多いようなのだが、私はできるだけ避けた。メディアにどういう風に取り上げられるかは、ディレクターと放送局のアタマ次第だという事も、微妙に感じ取っていた。
NHKはテレビ出演にあたり、事前に必ず台本のように質問を決めたり、言うことを決めさせられる。アドリブは基本的に許されない。たった3分の中継でも、前日にはその打ち合わせを終える為に、全て段取りを行う。
私達にとっては、勤め人であれば滞在しているのはほんの数日であり、その為に1年間頑張って仕事をしていた訳で、そんな大事な数日の中で1日以上を費やされる。そんな事は取材する側は関係なく、逆にテレビに出してやるという態度すら感じるディレクターすらいる。彼らは何をしに私達旅人がそこにやってきているのか、知った事ではないという訳だ。
自分の意見も言えず、時間だけが拘束され、雨が降ってきても協力したあげくに、ボールペン1本やタオルの謝礼が貰えればいい方だ。ありがとうの一言すら聴けなかった事すらある。テレビに出してあげたのだから、という雰囲気しか感じられない。
そういう目に何度もあってきた私達は、彼らがやってくると、もう相手にしない。造られたセリフを言わせるだけなら、他の連中に。アナタたちは仕事で来ていたとしても、私達の時間を邪魔する権利はないのだよ。勘違いしないで欲しい。
写真はまともなディレクターに出会い、朝の各地からの便りでお盆に全国放映された時の打ち合わせシーン。左の奥の白い帽子がNHKのディレクターだ。ちゃんとはじめとおわりに挨拶とお礼があった。

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