霧ヶ峰周辺への旅2/5
yonkichi, · カテゴリー: 旅乙女の滝のあと、渓流沿いに上流へ向かって歩く。どこかの情報で、横谷観音からなら下るだけなので楽だとは書いてあったが、その通りかもしれない。でも渓流沿いの道を遡る事は気分的に気持ちがよく、途中ちょっと水が溜まって泥が気になる所があったが、ほぼ水はけもよいコースで歩き易かった。
川には鉄分が含まれる水が流れ込んでいるせいか、所々色が赤錆色に変色している。温泉ではなさそうだが、成分は清流とは言えないだろう。それでも川底には大きな岩があって、迫力がある渓流だ。しばらく歩くと木の橋が何カ所かにかけられていて、そこでも記念写真。川沿いに右に左に歩けるルートは、紅葉のメッカには相当なハイカーが来るようだ。残念ながら、まだ紅葉には早い時期のようで、その分人も少ないのはメリットか。
いきなり大きなホテルが現れ、宿泊者が散歩がてらに軽装で歩いていた。なんでも相当に高級な所らしいが、作りは結構古い感じの温泉宿だ。トレッキング大好きな我が家は、ホテルが建っているだけでちょっと興ざめしてしまうが、風情のある宿なら悪くはない。しかし人の生活している場所が川の上流にあるという事は、基本的に川はそこから清潔ではなくなってしまうので、もっと森の中の方が好きなのだ。
途中結構な急坂があって、そこだけ簡易舗装されていた。きっと坂がきつすぎて、雨とかで道が崩落してしまうからだろう。真冬には氷瀑になるという滝まで行って、折り返す。
くーは久しぶりに臭いかぎ放題。何の臭いがするのか、草むらに頭をつっこんで出てこない。まあ春や夏ではないので、ダニやノミなどの心配がない今の時期なので、私達も気楽になれてよい。やはり秋が一番好きなのかもしれない。紅葉が真っ盛りの時期にまた是非来たい。
車に戻り、10時半頃だったのだが、次回来る時の為に横谷観音側の入り口を調査しに、麦草峠へ向かうR299を少し登る。目的の場所までちょっと迷ったが、結構な駐車スペースもあって今度はここに停めて歩いてもいいかなと思うものだった。但し、ピストンルートになってしまうので、苦労は一緒なのだったら、復路が下りの方が楽だ。
ちょっと寄り道した分、11時半をまわってしまい、慌てて昼食ポイントに移動。白樺湖の大観光地エリアを抜け、姫木平別荘地へ向かう。ここで選んだのは、ハンバーグの美味しいというお店、「レストランひいらぎ」。12時をすぎていて、3連休の中日なので混んでいるかと覚悟していくと、貸し切り。テラスでくーと一緒にと思っていたのだが、この時期はテラスは使っていないらしく、くーは車内で休憩してもらい、飼い主はドイツ風とメキシコ風のハンバーグを注文。なかなかおいしく、満足感を味わえた。ちょっと高めの値段だったが…。
宿泊場所がこの近くなのだが、まだ13時なので思い切って美ヶ原高原へビーナスラインを登る。車山は私がスキーを始めた頃に、一番通った所だ。伊那の友人の家に泊まり、そこをベースにスパイクを履いたFRのセダンで、冬の難所と言われている杖突峠を越えて通ったのだった。こうして雪のない時期にみると、なかなか高原っぽくていい感じだ。しかし霧雲がところどころにかかっていて、見通しは悪い。でっかいバイクがグループで大勢走りまわっていた。
エスクードはビーナスラインの上りでは微妙にナラシの回転域のリミットにかかってしまう時が多い。ナラシでいくつまで回していいものかという基準は、結構人それぞれだと思うが、それ以前にナラシでいきなり峠に行くというのはよくないのかもしれない。しかし、折角だから気持ちのよい道を走りたいのだ。霧ではあるが、折角装備されているサンルーフをフルオープンにして涼しい空気を取り込みながら走った。
途中八島ヶ原湿原が賑わっていた。霧ヶ峰周辺で唯一、犬禁を明確にうたっている所だ。まったくあれだけ大量の人が入り、タバコは吸うわ花はつむは触りまくるわで、何が犬禁だと思うのだが、実は霧ヶ峰エリアに含まれる八島ヶ原湿原においても、完全に犬禁と決まっている訳ではない。
立派な犬禁看板が建っている。しかしこのエリア全体を包括する霧ヶ峰のメーリングリストでは、犬禁ではなく犬連れのマナーアップを呼びかけている。それは当然の事で、犬連れのハイカーにとっても守らなければならないが、子供連れやましてや人がこれだけの量入るのに、生態系の破壊だの言語道断の理由を打ち出している連中が居るのも事実だ。さっさとこのような無駄な金をかけて建てた看板を撤去し、文面を訂正すべきだ。情けないというか、結局自分の頭の中の都合で、権力というか立場を悪用して主観を押しつけているに過ぎないと私は思ってしまうのだが…。
駐車場でその愚かな証拠写真を取り、駐車場のかたわらには山積みのゴミの山や、そのゴミを生み出す食べ物の売店が大手を振っているのを目の当たりにするのだった。
写真は横谷渓谷沿いを歩く私とくー。

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