北東北の旅(1/7)
yonkichi, · カテゴリー: 旅500km程の距離を走る為、100km以内刻みでは大変な事から、夜間割引を使う事にした。0時から4時の間に入る必要があるのだが、なんと翌14日からは半額となるらしい。1日の差で4割引となるが、仕方がない。
21時半に自宅を出発。浦和から宇都宮までの100km未満区間は、早朝深夜割引の半額を使おうと思い、23時前に浦和ICに乗るように調整する。川口でガソリンを満タンにし、予定通りまずは宇都宮まで走る。
宇都宮手前で速度調整をし、23時55分にゲートと出てUターン。カードはそのままで0時をすぎるのを待つ。既に由は眠たい状態なので、今回初となるリアのベッドへ移動して貰い、私だけで一路盛岡へ向けてスタート。
途中眠気が強くなったが、朝食を盛岡のおいしい海の幸にしようと思っていたので、盛岡まであと100km以内の場所まで行って、仮眠を取りたかった。その為頑張って前沢SAまで走る。
前沢SAから盛岡まで約70kmほど。1時間も走ればいい訳だ。4時前に前沢SAに到着し、駐車スペースに悩んで一度移動したが、8時まで3時間ほど浅く仮眠した。ベッド初体験で足もとが伸ばせない事もあり、またくーがシュラフに入り込んできたのでよく眠れなかった。この日の為に作成した窓の目止めもちょっとサイズが足らない部分があり、改善の余地があったが充分目隠しになった。その隙間から朝の日差しが入り込んできていたが、8時まで苦もなく横になっていられた。
トイレや歯磨きをしていると、他にも何台も車中泊仲間がいた。既に出発してしまっている車もあったが、案外多い事に驚いた。我が家は普通乗用車なのでどうしても車内が狭い。やはりワンボックスのハイエースなどは快適なように見えた。
運転を由が交替し、盛岡まで快晴の朝の高速を走る。前方に岩手山が見えてきたが、霞んでいるせいか紅葉をそれほど感じなかった。何にしても暖かい。半袖で走る。
盛岡ICを9時半に降り、すぐ横のジャスコに入る。ちょっとスーパーで買物をし、由のスポーツウェアもついでに購入。11時から開店の「宮古の海坊主」という回転鮨屋に入る。まあそこそこといった味だった。
食後大観光地の小岩井牧場に寄る。駐車場が強烈に混んでいる。3連休最終日という事もあるのだろうか。地元ナンバーが特に多く、入ろうと持ったが犬連れのエリアが極めて少ない事と、くーの腹の調子がいまいちよくないので結局入らず。田沢湖に向かう途中、よさげなロケーションで撮影したりしながら移動した。
乳頭温泉郷に入り、まずは黒湯に向かう。奥に入り混んで行くと黒湯にも大勢の観光客が。駐車スペースは数台余っていたのでそこに入れ、タオル1枚持って入浴。ひなびた雰囲気の中にも、しっかりと建て直された建物は案外綺麗だった。紅葉の山肌をみながらの白濁した硫黄の湯で暖まった。
くーにおやつをやり、今度は鶴の湯へ。既に外来の時間はすぎているが、何せ25年ぶりに訪れる秘湯。といってもここも有名すぎるほどの温泉だ。ダート部分が少し残り、つきあたると何やら新しく建物が増えたりしている鶴の湯に到着。昔はこのゲートの一番手前の角部屋に日本縦断中に泊まったのが嘘のようだ。既に記憶も薄らいでいたが、ああ、こんな感じだったと思い返す事ができる。ここの温泉はまたよくて、入れないのが残念だった。犬連れでは泊まれないのでどちらにしても無理なのだが、由とまたいつか泊まりに来たいと思うのだった。
その後夕陽に染まるダム公園の草原でくーとディスクで遊ぶ。ずっと車の中だったので、ストレスだった事だろう。陽が落ちるまで遊び、一路今夜の宿、田沢湖畔のサウンズグッドさんへ。
この時期17時には暗くなってしまう。行動できる時間が限られているというのがこの日、あらためて感じた。特に北に来ているので尚更短いのだろう。すっかりまっくらになって宿に到着。離れのコテージに落ち着き、くーの散歩をして夕食タイム。
オーナー夫妻の奥様が作った丁寧な地元の食材を駆使した食事は素晴らしく美味しかった。和食好きな由はもう大感激。私も久しぶりに丁寧な料理にちょっと嬉しかった。五穀米にキノコや地の野菜をちょっとづつ盛った見た目にも美しい夕食で、満腹。黒湯には入ったが最後に宿のお風呂に入って暖まってから就寝。長い1日が終わった。明日はまたハードな1日が予定されている。
写真は乳頭温泉鶴の湯の前にて。25年前はもっとさっぱりしていたのだが、随分印象と違う気がした。


