丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

思い立って雪国へ(その1)

yonkichi, · カテゴリー:

巷は冬。山には白い雪がつきはじめている。
今年に入って冷え込む日も増え、東北以北以外は雪不足と言われているスキー場もそろそろ営業が本格化しているようだ。また今年は山陰からの日本海側も結構な雪が降ったようだが、根付くかどうかは怪しい。
前々日に某直前予約サイトで割引価格になっている宿に予約のリクエストをしてみるが、はじかれてしまった。スキーシーズンとはいえ、平日なのに、何故予約できなかったのか理由ぐらいは知りたい。しかしシステム上それはわからないので、電話番号を探して電話をしてみても出ない。残念だ。
という事で5年ぶりぐらいに清里のB&Bの宿を前日に電話予約し、そしてその前に山梨エリアのキャンペーンで、東京から山梨への旅行者向けに、ETC乗り降りし放題のプランも登録してみた。
朝7時に談合坂のハイウェイ・コンシェルジュといういわゆる観光案内窓口に行くと、色々なクーポンが貰えるというので、それにあわせて東京を出発。その上ガソリンを入れなければならないので、八幡山の安売GSに寄り、調布ICから中央高速に乗った。
すぐに雨が降り出し、時折雨足が強くなる中、7時5分に談合坂SAに到着。山々は雨雲で煙っている。由は隣で眠っているので起こし、焼きたてのパンで朝食。クーポンを使う事もできず、お得感が薄い特典である。
再度移動。甲府周辺では取り締まりが怖いのか、流れがあまりよくない。私も80km/h程度で列に並んで走り、須玉ICで降りていざ山へ。
行き止まりにある天女山の交差点は、駐車場へ向う方向だけがゲートで閉ざされている。冬季閉鎖という事で、前には大きな除雪車が停められている。その横は駐車禁止と書かれているので、そこから一番離れたスペースに駐車。
雪の状態を実際に歩いてみて確認するが、相当に緩くなってはいるが充分にスノーシューができそうな感じ。くーの足にも逆に悪くないかもしれない。ただ雪が重い。
クロックスからゴアテックスインナーの軽登山靴に履き替え、下半身だけレインウェアを履いていざ出発。由はエチケットバックを持って、私はカメラをさげて、閉鎖されている道路に入ると、すぐ目の前の左手にうっすらと階段が見える。ここからのスタート口だ。
滑らないように足で踏みしろを作り、ゆっくりと登る。上りきった所でスノーシューを履いて、雪の散歩の開始だ。
写真は雪をみると大興奮なくー。とても幸せそうな姿をみては、来てよかったと飼い主は思うのだった。
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巨匠からプレゼント

yonkichi, · カテゴリー:

年末の忙しい時に、友人でもあり、人生の先輩でもあり、写真の巨匠でもあるすーさんがやってきた。
随分前に、巨匠がモーターサイクルショーで飾った私がモデルの写真を捨てるというので、それなら欲しいと言って既に2年位経っただろうか。結局家の近くまで何度か行ったのに立ち寄る事ができず。忘れさられた頃に、わざわざこちらに来る時に持ってきてくれたのだった。
最近巨匠とも一緒に何かやっていない。今年の夏は、またどうだと言われて私もまたふつふつと旅の気分が沸き上がってくる。丁度共通の友人である一人の旅人と、北海道に撮影旅行にでかけるというので、私のチープな愛車もどう?と言うと、いいんじゃないと言う。ちょっと考えてみたいと思いはじめている。
過去2度ほど、北海道ツーリング中に合流し、撮影に協力した。最初の夏は富良野、美瑛。翌年はサロベツで合流し、その後オホーツクを南下。途中で台風が通過した関係で数日釧路川沿いの定宿で2泊ビバークを迫られたあと、能取湖や女満別まで同行した。
その後私が被写体として使われた写真は、モーターサイクルショーに飾られたり、某アウトドア用品メーカーのカタログや商品タグに使われたりして嬉しかったのを思い出す。
持ってきてくれた写真は、美瑛の夕暮れの中を、私が「できるだけ土けむりをあげて」というリクエストによって、アクセル全開で走ってくるシーン。オフ車の楽しさが一杯に感じられるだけでなく、美しい丘陵地帯の夕暮れの露出が絶妙である。さすがに巨匠。
これまで写真らしい写真を家の中には飾っていなかったが、これだけの作品であれば壁に貼りたいと思える。我が家に初めて、飾られる作品になる予定だ。
写真は巨匠自ら持ってきてくれた、その巨匠撮影の額に入った大きな写真。2003年の夏の終わり、美瑛にて、である。よくみるとパソコンでお仕事中の由も額に映り込んでいたりする。
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思い立って(その2)

yonkichi, · カテゴリー:

朝は天窓から日差しが差し込み暖かい。由はなかなか起きて来ないので、久しぶりに私がくーの散歩に連れていった。
場内をうろうろしていると、ほかのコテージは殆どが空室だったようだ。明日からの連休はきっと満室になるだろうが、平日でも犬連れ客なら宿を埋める事ができるかもしれない。
隣に宿泊していた定年退職組のようなおじさんは、挨拶しても挨拶すら返さない。2度とも無視された。きっとそれまでは位の高い職についていたのだろう。こういう旅行者が旅するごとに必ず何組か出会う。挨拶なんていう人の基本的な事すらできないような人間が高そうな車を転がして、一体何様なのだろうか。逆に反対側の部屋に泊まっていた家族連れはフレンドリーな皆さんで、ワイワイとお互いの犬を話のタネに盛り上がっていた。
チェックアウトし、昨日通ってきた道を戻るように南下。河津町から内陸に入り、ループ橋の手前で七滝方面に入り、遊歩道入口に車を停めて散歩開始。渓谷沿いなので太陽も差し込まないが、10時近くなってくると観光バスも横付けされ大勢の観光客が流れ込んで来る。
ここでもやはり定年夫婦が写真を撮っているのはいいのだが、撮影ポイントで後ろに順番を待っている人がいるのに撮影してはその結果をその場所で長々と確認し、取り直したりとなかなかポイントを空けない。まったくもって自己中な行動を繰り返していた。
これからこんなタイプの旅行者が溢れかえるのだろうか。恐ろしい事だ。気分が滅入ってしまう。我が家はまわりに迷惑をかけないように撮影しては移動し、人がいない所を探していく。
次に旧天城トンネル。路線バスが旧道に入り込んできているのは驚いたが、久しぶりにやってきた天城トンネルはまだ未舗装が残っていていい感じだった。ハイカーがいるのでその前後は車を小走りに走る程度まで速度を落とし、トンネルまでいくとそこにはテーブルが出ていて提灯が並べられていた。どうもイベントがあるらしい。11時から一方通行となるらしく、トンネルを通過できず記念撮影だけしてUターン。
次も道の駅に寄るがここも大混雑。ちょっとしたお土産を買い、その先にある大観光地である浄蓮の滝へ移動。予想はしていたがものすごい車の量で駐車場に車を停めるのも一苦労。次々と観光バスがやってきていた。滝まで降りてみるが、あまりに人が多く、登るのも降りるのも道いっぱいに広がり、道を空けようとしないおじさんおばさん軍団に嫌気をさして私はさっさと立ち去りたかった。連休初日なのでこんなのばかりだ。
昼を修善寺で食べようかと思ったがここも人ごみでパス。結局沼津港にまた行く事にしたのだが、昨日朝に停めたぬまづみなとパーキングは満車で待ちの長蛇の列。ダイノブセンター駐車場にが余裕があったのでそこに停めてちょっと遅い昼食を食べに行く事にした。
昨日の朝食を食べた丸天は外に長蛇の列ができるほど大混雑していた。ほかの食事どころも既に13時半なのにまだまだ混雑していたが、偶然みつけたそば屋で、小さい丼で、暖かいそばと桜海老丼、しらす丼、まぐろすきみ丼の4つがついて1000円のランチをみつけて食べた。
食後干物などを買物して、千本松公園へ移動。くーをちょっと遊ばせて、沼津ICから東名に乗り帰路についた。
しかし時間がちょっと押してしまい、厚木で大渋滞にハマり、結局家に到着したのは21時近くになってしまった。3連休の初日とはいえ、やはり休日の東名の上りは15時位には通過しないとだめだという事だ。懲りずにまた痛い目にあって確認するはめになってしまった。
初日はよかったが2日目で相当に疲れてしまった。やはり伊豆は季節を外しても大観光地なのである。
写真は河津七滝にあった、100円で小石3つを買い、川のまん中にある巨大な石の上に向けて投げ、乗っかれば願いが叶うというものにチャレンジする由。くーは「キャッチさせてくれないの?」と投げられた石を目で追っていたりする。
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