一人旅を理解できない人種
yonkichi, · カテゴリー: 旅世代というには極端だが、一人旅を理解できない人がネタになるニュースがネットを巡っている。
一人旅する人は寂しい人なのか?-アメーバニュース
要は一人旅を理解できず、寂しい人と見なす人が、教えてサイトに書き込んだのが発端らしい。
よく私たちはこう言う。バイクに乗った事がない人にバイクは語らない。これと同じ事ではないかとふと思う。
人は旅で成長する。私たちが20歳前後の頃、いや、その前の世代もそうだった事から、私たちの3~5年ほどあとまではそうだっただろうか。
ゆとりの弊害か、人と同じ事をする、人を頼る、集団でないと何もできない、一人で解決しようという意識が生まれないような人種が現代までを網羅しているような気がしてならない。
オヤジの戯言と言われる年齢になってしまったが、旅こそ一人旅が基本であると今でも固く信じている。自分が行動しないと何も進まない。誰も解決してくれない。旅先で人の親切が身に沁み、それを自分がまた誰かにするという自然の輪廻が人を成長させ、次の扉が開かれる。
複数だと旅から得られるものは激減する。それは自分が体験してきた一人旅から得た結論だ。
わからない奴には説明する時間が無駄だ。しかしこのままで日本は大丈夫なのだろうか。旅という偉大な行動は、行動する人次第でいかにでもなるというおそろしく範囲の広い世界であるという事は、旅行ではなく旅をした事がない人にはまったくわからない世界なのだと思う。
初めて自転車で秩父を目指した14歳。
初めて原付バイクで林道と山を目指した16歳。
初めて一人で北海道を旅した18歳。
あのドキドキ感、不安で一杯の不安定な気持ちから、得たものは人生を大きく変えたといってもいい。
旅で知り合った友人たちが、一番深く今でも繋がっている。
人の痛みがわかり、喜びが共有できる唯一の人種だから。
写真はある旅の途中のもの。走り去るのはカタナ750にキャンプ用品を満載させている私。手をあげてバックミラーの中で「じゃ」と言い、一人次の旅先へ向う。これが旅の基本である。


