丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

セキュリティの展示会

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

仕事関係で久しぶりに展示会に午後から向かった。
セキュリティという言葉が毎日のように耳にする時代になったのだが、今もセキュリティは金になるものではなく、反対に被害を出さないようにするための、予防というものに属する。その為、どの企業もどの個人もセキュリティ対策にかける費用は、常に消極的だ。
しかしビジネスではセキュリティは不可欠と言われる時代にもなっている。それなりにシェアも出てきたようだが、意識にギャップがあるのは否めない。
このイベントも毎年やっていて、今回で何回目になるのかはわからないが、今回のテーマはやはり来年度に施行されるグレーな部分の多い日本版SOX法に絡み、これまた日本のEmployeesたちには頭の痛い、内部統制がキーになっている。そう社内で何をしているか、全て追跡できるように記録を残すのが基本になってくるという事だ。
インターネット黎明期は、社内で遊んでいても判らない時代であり、殆どのマネージャはTCP/IPの知識もなく、UNIXを扱う仕事をしていた人にとっては自由というと言い過ぎだが、自分の発想を豊かにし、情報や知識をむさぼる事を誰にもとがめられなかった時代でもある。
今は全てが減点法により、ちょっとでも私用に電話やネットを使えば、懲戒という脅迫めいた言葉が時にはパワーハラスメントとしてのしかかってくる。話しはちょっと複雑なので、簡単にそう言い切る事はできないが、とかく勤務時間は言動全てを監視されているようなものだ。そんな抑圧された中から、何か画期的な発想が生まれると思えるだろうか。
企業は今焦っている。内部からほころびが目につく事に対し、ビクビクしている。ある程度内部統制的な考えは必要だが、全て制約をかける事が解決に至るかといえば、私は絶対に穴は残ると思う。
それだけでなく、落ちたモチベーションをあげるための努力も必要ではないだろうか。そう、これは子供や犬のしつけと一緒なのだ。怒ってばかり、制限ばかりかけても、ロクな大人になれない。そうやってきた結果が、今の行き先のない抑圧がはじめて起こる、やりきれない凶悪犯罪の件数に比例しているのではと思ったりする。
犬のしつけでも、怒る事はそれこそ小学生だってできる訳で、それでは犬は育たないし、信頼関係なんか無理だ。言葉のわからない犬との信頼関係を作り上げるにはどうすればよいか。それは、怒る事を減らし、褒める事ややりがいのある事をできるだけ多く与える事ではないかと強く思うのだ。
展示会で一生懸命宣伝をしているものを、いかにどう使うかは結局、生き物だ。そこにもっと注目して、アクションを起こさなければならないと私は思う。
写真はその展示会ではなかったが、最近よく会場として使われる恵比寿ガーデンプレイスの某ホテルに向かう時にある、長い動く廊下。
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