丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

夜間走行

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

平日、通勤の為に目をさます頃は、まだ太陽はあがっていない。真っ暗というかうっすらと空が明るくなってきたあたりだ。家を出る頃には空は随分明るく照らされているが、まだ太陽は顔を出していない。
大会に出かける時は、大抵真っ暗な中、出発する。それなりにテンポよく都内を脱出し、高速道路に乗る。するとまだしばらくは真っ暗な中を走る事になる。
パワーのあるバイクに乗っていた頃は、それなりに高速の上でもテンポよい速度で走ったのだが、あいにく今の車はそれほどの速度は現実に出せない。おまけに振動も風切音も激しいので、結局あとは速度を落とさないように、止まらないように走る事に神経を使う。当然信号は守るのだが、法定速度ぎりぎりで走っていても、右や左からえらい勢いの車が抜いていく。
最近は左から抜く車が増えていて気に入らない。追い越し車線が空いていても、右から抜いてくる。それもわざわざぎりぎりの所で私の前に入ってきたりする。車を追い抜くマナーというのがなっていないのが多すぎるのだ。これが老人の運転している車なら、あわててブレーキを踏んでしまう事だってあるだろう。困った時代になったものだ。
夜間は基本的に赤いテールランプを見続けて走る事になる。最近はスモークをリアに張ったので、後ろから煽られてもあまり気にならないので、テールランプのイメージが脳裏にはりつき、スロットルを戻さないように右足の裏に神経を集中する。その時、くーや由はすやすやと夢の中だ。
暫くその時間が続き、永遠に夜中なのではないかという気さえ感じた頃、空が少しづつ色を変えてくる。その方角から、今自分がどの包囲に向かって走っているかに気がつく。
夜明けはよい。段々と夜がやってくる時間よりも、なぜか生きる者にとって色々な可能性を感じさせてくれる。眠さもあるが、やはり暗いうちから家を出て、朝に目的地に到着する事はよいものだ。
永遠とも感じるテールランプに誘導された夜、私は車を走らせる。きっと今週末も。
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