丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

ノリックの訃報

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

motoGPライダーのノリックこと阿部典史氏が他界した。32年という短い人生だった。
加藤大治郎という偉大な日本人motoGPライダーをサーキットで失った事故はまだ記憶に新しいが、もはやベテランとも言えるノリックが、なんてむごい結末なんだと思える事件が起こってしまったのだ。
場所は川崎駅近くの片側2車線道路。その走行車線(左側)を走っていた4tトラックが、Uターン禁止の場所にもかかわらず、突然Uターンをはじめた所に、追い越し車線側を走っていた2週間前に納車されたばかりのT-MAXを飲み込んだそうだ。実際は途中までよけたが、トラックの前のバンパーに接触し、バイクは40m、人は20m飛ばされたという。
私も最近車を運転していて、トラックやバイクに限らず自転車や歩行者が周囲に配慮をしていない走りをしている姿を必ずといっていい程みる。みるだけではなく、正直な所、多いと感じる程だ。凶悪事件も多くなってしまっている今、一体人間の心はどうなってしまったのだろうかと深く悲しみが走る。
バイクを運転していると、正直な所、普段の10倍近く神経を張っている。車でさえ、普段の5倍以上だ。とにかく周囲に気を配っている。しかしちょっと車間を空けていれば、後続車に接触せんばかりに突っ込んでくる車や、見通しの悪い交差点での信号無視や歩道でもとんでもない速度で走ってくる自転車、後ろを確認しないもの、思いついたように突然妙な動きをするのがあまりにも多すぎる。
それが周囲に誰もいないならともかく、すぐ近くに並走している車やバイクがあったり、減速しなければならない交差点であろうとだ。死にたいのか、といより、殺す気かとすら思える動きを、必ず何度かは見る。今朝も我が家の前の一方通行を減速しないで逆走してくる250ccスクーターがあり、ヒヤっとさせられた。もうこういうのはシステム化した監視をしてどんどん摘発していかなければ、不条理な事故は防げないのではないかと思えてしまう。
路上喫煙禁止と書いてある前での喫煙者や、分別と書いてあるゴミ集積場での不法投機など、こういうのをみかけない日がない。
自分だけでもちゃんとルールに沿ってやれば、誰もが不快な思いや危険な目にあわずに済むはずなのに…なぜ、このような状況になってしまったのだろうか。
ノリックもそのような一人無配慮なトラック運転手の、自分に甘えた行動による被害者の一人ではないだろうか。32歳の天才ライダーだったからニュースになったのかもしれないが、免許とりたてでハマーに乗ってバイクと事故を起こした某アイドルなんかも、さもありなんといったものだろう。
人はどこに向かっているのだろうか。何だか悲しくなる。
写真は私が乗った事のある、一番スピードの出るバイク。メーター読みで260km/hまでは出る…気がする。生きていてよかった…
20071008.jpg

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください