丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

DJEBELのパーツ買いまくり

yonkichi, · カテゴリー: バイク

季節は夏に一歩一歩近づいている。朝晩はまだ湿気を含んでいる涼しい気候で、ふと朝出社する為に家を出た瞬間、夏の北海道の臭いを感じる事があったりするほどだ。
そういう季節になってくると、バイクが気になってくる。私にとってオンシーズンというのは、夏の道東の季節だと断言できる。灼けるアスファルトの照り返しを感じながら走る西湘バイパスでも、眼下に芦ノ湖を見渡す芦ノ湖スカイラインをテンポよく飛ばしているシーンでもない。私はジャケットがなければ肌寒く、霧が足早に道を横切る北太平洋シーサイドラインをアクセルが停まるまで開けながら抜けているシーンが私にとっての夏休みなのだ。
先日までME06にあらためてスイッチが入ってしまい、今になって17年も前の車体を探しまくっていた。あとちょっとで購入する所まで行ったのだが、今のDJEBEL250XCを転売する為に、車体の写真を撮りに行った日、あまりの調子の良さと、やはり装備的に私のスタイルにあう事をあらためて確認してしまったのだった。
ME06は今も素晴らしい車両だ。それこそ現行のXRよりも魅力がある。実際専門店もまだ健在なのがそれを証明している。今思ってもあの89のXR250RJは乗っていて楽しかった。
そんな中、DJEBELの問題を解決できる情報を得た。結局はアクセルの張り付き、突然のストール、高回転型と言いつつ下からのトルク感が感じられないギア比、すぐあがるバッテリーなどが問題だったのだが、それらの殆どをおよそ解決できる可能性が出てきた。
アクセルの張り付きやストールは、純正キャブに問題があるようだった。GPz900Rに乗っていた時に、FCRに交換しようと思ったりしたものだが、フィルターをK&Nに換えただけで吸気系はそのままにしたのを思い出す。エンジン廻りではヨシムラのST-1カムを入れて調整しただけだったのだが、パワーとしてはそれ以上を82年発表の車体に求める事は考えなかった。
今回、FCRの33Φがその解決案としてあった。ツーリングユースなので純正のエアクリーナーボックスも使えるのが重要だ。かのカスタム界ではポリシーが私にシンクロしているBITO R&Dが初期セッティングをした上で販売しているのも安心感があった。これを先に導入したという方と連絡を取り、情報を頂いた上で購入するものを考えたのだった。
他にクロスしているミッションは変更しようがないので、ファイナルのスプロケットを1丁あげてみようと思い、サンスターの43Tを購入。これで様子をみようと思う。
これらは全てウェブの通販で買った。昔は落合の東京パーツや谷原のコミネ、またはお約束の上野に行って購入しなければならなかったのだが、買うものがわかっている時はやはり通販が便利だし安い
写真は今回購入した品。左奥のFCRが今回の目玉。
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