丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

また由がダウン

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

会社でデスクに向かっていると、由から携帯に電話があった。めったに連絡はないのだが、電話に出ると、また体調を崩したようだ。中国語の学校があるにもかかわらず、朝から気持ち悪くて寝ていて、午後になって我慢できなくなり病院に寄ってきたという。
病名はあの悪夢の昨年末、クリスマスイブのJFA千葉ポート大会の時と同じ、ウィルス性腸炎だそうだ。ノロウィルスと言うには、今回はまだマシのようだが…前回は大変だった。
今日は残業の予定だったが、定時で切り上げる。帰り際にA-COOPにて冷凍うどんの玉と明日以降の簡単に食べられる1食ずつに分けられているうどんなどの麺類を買い込む。旅行で相当ダメージを受けてしまったのだろうか。折角楽しんできて欲しかったのだが、そのダメージは想像以上だったようだ。
くーも散歩に行けず、風呂場のトイレでしばらく我慢して貰おう。そして今週はほぼ全日、私の料理デイになってしまった。困ったものだ…
早く元気になってくれよと願いながら、明日あと1日会社に行けば休みだと思いつつ、片づけをするのであった。食事が終わるとすぐに寝室へ。くーも一緒に連れていく。
私も疲れたので、これから風呂に入って寝よう。
写真は由が唸りながら寝ている布団の横から、顔を出しながら寝るくー。
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年休ついでに映画でも

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

梅雨のはしりのような天気。朝からシトシトと雨模様。昨日から嫌な予感がしていた通り、すっかり風邪の気分がひどくなってしまった。気がついたらもう7時半。さっさとあきらめて年休にしてしまった。
由は今日の夕方に帰ってくるので、ゆっくり二度寝。次に目が醒めたらお昼をすぎていた。重い体を起こしてそばを茹でて簡単に食事を作り、先日借りてきていた「INITIAL D THE MOVIE」をみながら食べる。
マンガはあまり読まないのだが、それでも好きなマンガだけは単行本で読んでいた。由は美味んぼを好んで今でも買ってきては一人で読んでいる。読み終わった単行本は、神戸の実家に送られ、お母さんが読んでいるようだ。私は最近定期的に買っているマンガはないが、唯一ヤングキングで連載されている「キリン」だけは気がついた時に立ち読みしている。
非現実的すぎるとなかなか面白みも感じなくなってしまうのだが、やっぱりバイクものや車ものが好きだったりする。友人がマンガ好きなので、今でもたまに貸してくれるのだが、そんな中で人気がある作品は映画化されたりする。
予告編をみてちょっと原作も読みたくなり、そこではじめてマンガ版を読んだのがこの「INITIAL D THE MOVIE」。台湾や香港のスターを使い、唯一ヒロインだけが日本人で、あとロケ地は全て日本(群馬の榛名周辺)という不思議な映画だった。
外国人にAE86がどうみられていたのかわからないが、丁度社会人になってしばらくしたあと、同僚がEP71スターレットのワンメイクレースをやっていて駆り出され、チームをまとめる役をさせてもらっていた時代においても、86人気はやはり根強かった。その友人はKP61でそれまで地道にレースをやってきていたが、やはりお金のかかり方がハンパではないと嘆いていた。
映画ではなかなかリアルなシーンが展開し、面白かった。陳腐なCGというか、VFXというのか、特撮もあったのだが、充分楽しめるものだった。これで86もまた人気が出るだろうか。ただやたらめったら騒がしい騒音をたて、周りを危険に陥れるような走りをするのも少なくないので、こういう映画がどういう影響をもたらすのかもちょっと心配だったりする。
まあマンガだし映画なのだから、面白ければよい訳で。走っているシーンはなかなか楽しめた。
最近外国のバイクの映画でも、暴走族ではないがとても高性能なバイクでスピードを競うようなものが出てきているので驚く。中にはレザージャケットに妙な日本語がかかれていて笑ってしまう事もあるのだが、映画というのは脚本や監督が好きなように作られるようなものだ。ズレは苦笑しつつ楽しめばよいのだろうが、どうしても許せない部分もあったりする。
そういうギャップがあるにしても、この映画を純日本人だけで作ったらここまで面白くできただろうか。正直それは疑問だった。SAYURIなどはスピルバーグなのかと思いたくなるし、KILL BILLなんかもおかしくてたまらない。そういう意味ではマンガの原作があった分かもしれないが、「INITIAL D THE MOVIE」はよくできていたのではと思う。あともうちょっと、というのも確かなのだが…
峠でこういう走りは私はしたことがないが、筑波通いをしていた時、レーサーの友人が運転するレース用マシンと同型の、普段の足で使っているEP71の助手席に乗った時をふと思い出した。とんでもないスピードで町中を駆け抜けているにもかかわらず、恐怖感などはなく、ただそのハンドルワークとペダルワークに圧倒されいていた時の事を。
写真はレースの時のものはスキャンしてないので…借り物の三菱GTOで、しいたけ兄やまめ達と日光にキャンプに行ったときのもの。こんなでかくてガソリンを食う車は嫌いだ。
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母の日の息子の気配り

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

我が母親のご機嫌取りの日。言われのない事を言われ続けてきた私としても、できれば波風はたてたくなく、母の日は何か気持ちだけの贈り物をしたりする。ここ最近妙な薬の飲み方もせず、体調も比較的よいせいか、あまり横暴な話はしてこないが、しっかりこういう日は覚えている訳で。
仕方がないので、GW期間中に付き合う予定だったが、目的とする店があいておらず、今日になった。
今回は向こう側が何かうまいものを食べたいと言ってきたので、リクエストを受けた。するとうまい鮑が食べたいという。三陸出身の母親は、正直な所戦中も女学院に行かせてもらっていた程お嬢である。食品業を営む家に生まれ、戦争中は東北の女学院に在籍したそうだ。父親と東京で出会う迄は、それはファッションを気にする程の生活水準だったそうな。
詳しい話は面倒なので聞いてもいないが、父親がサラリーマンだった頃から自営を始めた頃は、高度成長期と言われる時代で、単に材木を仕入れて現場に卸す事で利益も大きかった。今ではその当時からは比べものにならない薄利な仕事は、今長男の兄が継いでいる。私は学生時代はたまにアルバイトで実家に入った事はあったが、喘息もちという事もあり、現場に出るような事はなかった。
せいぜい運転や留守番位だった。自分ではレストラン系で働いていた方がお金もよかったので、ほんのたまにという程度だったが、一番の理由は母親の体調が悪かったという事で、その代わりだった。とはいっても平日は学業もある訳で、土曜や夏休みなどの期間ばかりだった。
自営になってから母親は父親と仕事をしていた。母親は経理と留守番を任され、使用人は1人。これまで3人変わったが、基本的には家族会社である。今でこそ父親が没後、兄が跡を継いでいるが、使用人は1人だけで経理や留守番役はいない。はっきり言って厳しいと思うが、今の社長、いわゆる私の兄が人を雇うのが面倒らしいので、その体制という感じだ。
母親はもっぱら家で隠居生活。まあやりたいようにやっていて、お金には非常に細かいくせに、自分の買い物は相当な額のものでも平気で手を出すようで、私は正直そういうのが嫌いだ。お金に強欲なのは、自分の母親だけではないのだが、ずっと幼少の頃からみてきた事で、私はお金に対してこうはなりたくないという事を感じていた。
私はサラリーマンであり、由はパート。現実に犬一匹飼いながら、マンションのローンを払っている訳だからそんなに裕福な訳ではない。実家は自営だから毎月銀行と途方もない数字の額をやりとりしているのだが、私はそんな事はできない訳で、ほそぼそとした生活というか、普通の生活を贈るしかない。いくら母の日といっても、宝石やブランドもののバックを贈るような事は由にだってしたことがない訳だから、いかに金額ではなく心のこもったものを渡すかという事を常に考える。
今回は1週間分、1日3回分のポケットがついた薬袋。ビニール製で折り畳むと厚手の財布のような形になるが、広げると壁にかけられるような感じだ。これがあれば、朝薬を飲んだ事を忘れてもう1度飲んでしまうような事はないだろうと考えたから。なかなか1週間分に分けられていても、朝昼晩と3回分が分かれているようなものがなかった。色々な病院で貰った薬を飲みあわせるような母親には一番よいと思ってこれにした。
それと由の手作り石鹸6個。オリーブオイルをベースに色々なものを混ぜて自作で作っている。私もこれまで手が荒れて仕方がなかったのだが、この石鹸にしてからはあまり荒れない。今ではシャンプーとしても使っている位だ。適度に保湿感が残るのでよい。
選ぶものをみれば、表面的や金額ではなく、ちゃんと相手の事を考えた上でのものだという事は分かってくれるだろう。私はこれまで苦しめられ続けてきたが、自分を生んでくれた母親であり、まがりなりにも学校まで行かせてくれた感謝の気持ちまで忘れていないのがわかると思う。しかし、私の母親はそういう部分はまったく考えない人なのだ。金額の差や、いかに息子の妻よりも母親である自分の方が偉い、という気持ちが言葉の端々ににじみ出る。そういう言葉は無視しているが、これが由や由のご両親に向けられた時は、すぐに無言で席を立ち、二度と母親の前には立たないだろう。
今回は母親は子供の日と称して、食事を奢ると言った。母親が食いたいものという事で、鮑をベースにした料理を安く出してくれる店を探し、実家の近くでみつけ、予約をしておいた。私はこういう時も、無駄に高額な料理を食べるは嫌だ。それ相応の金額というのは常に頭において考えるようにしている。
大きめの鮑が1つ刺身、1つバター焼き、肝のドリア、肝のぽんず和えなどに加え、にぎり鮨とお碗とデザートというもの。これでしめて2万円弱。新宿という地で食べる事において、高いか安いか?
気になっているのは由のご両親。今年は気がついたら今日だった。由もそういう事を言ってくれないのだが、私が忘れていた事が問題だ。後日何か考えなければ…それでなくても昨年は1度も顔を出せなかった。
写真は食べた鮑料理。支払いは母親持ちだ。
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