丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

川が近くを流れている場所

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

川といっても多摩川や荒川や利根川のような巨大な川幅ではないが、一級河川が近くを流れている。
川は常に氾濫の恐怖もある訳で、川の近くの生活に憧れるものの、なかなか難しいと思われた。
北海道は弟子屈の大好きな宿は、あの蛇行した釧路川のほとりに建っており、すばらしいロケーションだ。カヌーで上陸もできる。但し現実には関東でも東京近郊の川は、3面張りになっている所が殆どだ。近所の川もその工事が進められている。
3面張りの川は、それまでの生態系から大きく変わってしまう。治水が目的なのでそれどころではない訳で、それでもたくましい魚や鳥たちは戻ってくる。
川には土手がつくられ、よい散歩道やサイクリングコースになる。最近サイクリングといっても飛ばしている輩も増え、ゆっくり歩いたり犬を連れている人にとっては恐怖感を与えている。私が日中仕事に出ている間、家族がその危険な目にあっていないかと気になる事もある。
私も妻も自転車、それもロードやスポルティーフ、マウンテンやクロスに乗っている分、気持ちはわかるが、やはりTPOを考えて乗るべきだと思う。特に自転車のマナーの悪さは目立っており、軽車両としての認識の薄い乗り手のいかに多い事か。マナーという言葉、まわりに迷惑をかけない、恐怖感を与えないという基本的な事が失われつつある現代、少なくとも自分がそうなっていないかという気持ちを常に胸に過ごしたい。
写真は川沿いの夕暮れの風景。土手はジョギングや犬の散歩する人が。
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武蔵野の風景

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

武蔵野地区という地域に引っ越してそろそろ2ヶ月弱になる。
武蔵野大地とは、東京都23区西部と多摩地域北東部、そして埼玉県入間郡にまたがる洪積台地の事を指すという。
空は広く、朝陽や夕陽が地平に近い距離まで見えるようになり、これまでのように10階以上のマンションやビル群に切り取られた空とは大きく違う風景が、住まいの近くに展開している。
空は広く、見える星の数も多くなった。開陽台とはまったく比べものにならないが、それでも頭の上に広がる空はとても気持ちがよい。
朝晩の冷え込みもぐっと増えた。きっとそれは土が露出している事もあるだろう。とても自然な事だと思う。都心では夜も気温が下がらないし、同じ寒さでも冷たいという感じがあった。きっとそれは感覚的なものだと思う。
武蔵野の風景を代表するものに、高圧電線があるようだ。鉄塔が夕焼けの空にシルエットで浮かぶ。巨大な建造物がにょきにょきと建ち、そこをつなぐ電線が走る。その真下や近くはちょっと怖さを感じる程だ。
犬と暮らす事、車を活用した生活を目指して引っ越した事は、今この時点ではまったく悔やんでいない。人間関係などの問題は少なからず出てくるとは思うが、あまり振り回されないように気楽に過ごしていきたいと思う。今の段階では大きな問題はない。
人が暮らす場所として、都会のマンションも便利でよい。でもやっぱり無い物ねだりで、こういう生活がしたかった。まだまだやらなければならない事はあるが、今はよかったと感じている。
写真は武蔵野の電線群。
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NEWYEAR 2011

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

新しい家で新しい年を家族3人で迎える事ができた。
これは何よりも嬉しく、そして願ってやまない事である。
こうして無事に迎えられた事に、心から感謝したい。
新しい1年、家族3人で、たくさん楽しい事だけをしていきたい。
心からそう思う年頭である。
由、くー、そして私の小さな群れは、ささやかな幸せを求めて
1日を大事に過ごしていきたい。
2011年1月1日、元旦。
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