丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

北海道旅行レポ3日目-その2

yonkichi, · カテゴリー:

ルートは他に白金温泉しか先にないのだが、多くの車が山を降りてくる。驚いたのはバイクが2台降りてきた事だ。まだまだツーリストスピリッツを持った旅人が居る事にちょっと嬉しく思ったりする。白銀荘前には毎年のようにこのシーズン、旅の友人がテントを張り、山スキーを楽しんでいた事もあって、私も冬に訪れたかった。
標高1280mの凌雲閣に到着すると、目の前に壮大な十勝岳や真っ白な山並みが、まるでネパールのような風景でその標高差にゾクっとする。しかしあっという間に雲に隠れてしまった。
凌雲閣に入ると冬季割引で600円だった。お金を払い、いざ露天へ。露天からの大パノラマである十勝岳や美瑛岳は雲に包まれていたが、30分ほど湯船を出たり入ったりして待っていると、すーっと真っ白な稜線が雲の中から現れるのを見る事ができた。温泉にもしっかり暖まり、寒いはずだが汗ばむ位に身体はポカポカ。普段はこんなに長風呂をしないが、ここで山を見られないのは流石に悲しいので頑張った。
私としては長風呂だったが、由はもっと長風呂だった。私は一旦車に戻り、さっきよりももっと雲が切れてたので、山々の風景を撮影していると、右下の方から由の声が。どうやら露天で他のお客さんから日本酒を貰い、雪見山見酒で楽しんでいるようだ。しばらく山を眺めて楽しみ、出てきた由と共にくーも外に出して散歩。富良野在住のJRT連れの人や、山荘のラブラドール、ゴンタ君やミックスの子など、犬率も高いのもちょっと予想外だった。
駐車場脇で雪の横に穴をあけて堀り、中で過ごせるようにした施設があった。山荘のおばさんから声をかけられ、中に入ってみると、相当に奥が深い。部屋が3つに別れていて、中にはガソリンストーブなど生活用品もあり、楽しそうだった。
由がみたことがないというので、北の国からで宮沢りえが入った吹上の湯や、白金の温泉保養センターも見学。麓に降りて、夕食の為に富良野へ向かった。
中富良野をすぎた頃に陽が落ち、富良野駅前で情報収集。ワッフルの美味しい店があるようで、そこに立ち寄り夜のお茶菓子を購入。その後今日はコース料理でもとガイドにしたがって移動するが、探しても見つからず。結局これも由が未経験という理由で、カレーとソーセージが有名な唯我独尊へ。私は3度目だ。
建物は昔と変わってなく、古ぼけた山小屋の雰囲気。壁には旅行者の定期券やら青キップなども貼られている。冬だけというカレードリアを頼んだらなかなかおいしかった。由もオムカレーを頼み、ちょっと辛かったがおいしかったと満足。
R38をハイペースで美瑛まで戻り、美瑛にある現金カードを持っているモダ石油で給油。ただセルフは給油している間がとても寒い。温泉の効果は既に消えていた。宿に戻り、折角だからと風呂を入れ、身体をゆっくり暖めた。
明日はもう帰られなければならない。天気は大荒れという予報なので、飛行機の心配をしながら、明日の用意をして就寝。
写真は輝く雪庇の十勝岳をバックに。圧巻の風景だ。
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北海道旅行レポ3日目-その1

yonkichi, · カテゴリー:

ストーブは夜や外出時は微小にしてつけっぱなしにしていいとオーナーに言われていたが、夜は消してみた。軽い羽毛布団や、敷布団が2枚で厚くふかふかだった事から、快適に眠る事ができた。珍しく私は肩こりもない。
くーは早く遊びに行きたくてウズウズ。先に起きた私が動きだすともうじっとしていられない。由も起こされ、ジャケットを着て排泄散歩。といってもすぐ近くの雪だまりをくーは激しく走りまわるだけ。近くの道路を通る車も一切ないので安心だ。
別荘の朝という感じで、お茶を沸かして昨日買ってきたパンやらスープを飲みながら朝食。広い家は羨ましい。いつかこんな家で住みたいと話しつつ、すっかり落ち着いてしまった。
同じ場所に連泊なので、荷物は殆どそのまま。カメラやらくーのクレートやら何やらを積み込んで出発。まずは美瑛の木めぐり。るるぶ観光者のように、有名所を攻める予定だ。
ケンとメリーの木やらマイルドセブンの木、親子の木、セブンスターの丘などをまわり、モデルさんであるくーを撮影。夏も少しはまわった事があるが、人だらけだった。今日は日曜だし、冬もそれなりに観光客を見越していたのだが、殆ど観光客と遇わない。すっかり貸し切り気分で写真撮影できた。
途中パン工房小麦畑という店で明日の朝パンを買い、一旦美瑛の駅前へ。観光情報センターというものに初めて入った。美瑛・富良野は私はあまり訪れていない。回数にして5~6回程度だと思う。どちらかというと人の多さや客層で、今回も由が道東ばかりじゃなくてという意見でこちらを中心に予定を組んでみたのだが、それなりに来てみると楽しいものだ。
昼を過ぎてしまったので、どこかと考えた末に、富良野産の野菜を使った洋食屋、「木のいいなかま」で、由はオムライス、私はきたあかりなどの地元産のじゃがいもを使ったグラタンを食べた。ここも私達の他に客は2組だけ。本当に冬の観光シーズンの日曜なのだろうか。
哲学の木をまわり、拓真館へ。私は車の中でカーナビ設定やら何やらをしている間、由がちょっと館内を散策してきた。そしてちょっと早いが天気が回復してきたので、風呂にいこうという事にし、この時期では期待できるかもしれないと思いつつ、十勝岳温泉へ向った。
写真は美瑛の木めぐりをしている間のくー。どこだろうが、くーはこうしている時が幸せそうだ。
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北海道旅行レポ2日目-その2

yonkichi, · カテゴリー:

市内のオートバックスで忘れてきた助手席ミラーを買い、助手席の由から後ろに乗せたくーをみる事ができるように装着した。また由が帽子を昨日落としてしまったらしいので、スポーツ用品店でニット帽を購入、100円均一で手袋やくーのオヤツ入れを購入したり、買い物を済ませる。またオカモトというセルフのガソリンスタンドで給油し移動開始。R333へ乗るべく、留辺蘂方面に向かう。
R333は平行して旭川紋別道という高規格幹線道路が使える。まだ全てが開通していないのだが、完成している区間は無料で走れる自動車専用道路だ。これにより、石北峠や北見峠を越えずに、道東と旭川方面を結んでくれる。これは素晴らしく快適なルートだ。
夏でもそうなのだが、冬なら尚更、日勝峠や狩勝峠に次いで、石北峠はトラッカーが多く、怖い。上りは前が見えず落ち着かないし、後ろにつかれると殆どのケースで煽られるので、できれば避けたいコースだ。
丸瀬布IC~旧白滝IC、白滝IC~浮島IC、そして一番驚いたのは上川天幕ICから愛別ICまで。ここの区間だけ初めて通ったのだが、一気に移動できてしまった感が強い。遠軽周辺から降雪があったが、その間ずっと由を起こさずよいペースで移動できた。
当麻周辺で15時すぎだった為、まだ流石に夕食には早い事から、石狩川近くへちょっと寄り道し、適当な所を見つけて、河川敷でくーを散歩させた。いつでもどこでもくーは嬉しそうに雪の上を走り回る。
それでもまだ早いので、秀岳荘へ。町の反対側まで移動しなければならないが、ちょっと興味があったワカン(カンジキ)も売っていた。しかしちょっと高すぎるのと、自分で作れそうなので、却下。やはり荷物が多くなってもスノーシューを持ってくればよかったと後悔したのだった。
旭川ラーメンの有名店、橙ヤ系列の正月ヤで夕食。ガイドを買おうと本屋に立ち寄ったりしながら、真っ暗の中、宿のある北美瑛郊外へ向かった。途中、山の中にある「森のゆ」という巨大なホテル兼日帰り温泉に寄るが、カルキ臭が強く温泉の気分になれなかった。露天は気持ちよいが、いらぬ電飾があったりと、微妙だった。ナビは一旦旭川方面に戻る指示をしていたが、無視して真っ暗の山道を抜け、今日明日の宿泊地へ到着した。
お世話になるのは貸別荘型の一戸建て。リーズナブルな値段で、自炊製品も揃っている。といっても自炊するつもりはなく、美味しいものを外食するのであれば、逆に食事なんかつかなくてよいという考えが私達。また犬連れも許可されているので、とても助かる。
周囲には民家もなく、オーナーのアトリエ兼喫茶室がある洒落た建物が横に建っているだけ。実際にオーナーのご両親が住まれていた所を1泊単位で賃貸しているような感じだ。ストーブも風呂も、言い様によっては別荘がわりに使わせて貰えるようなものだ。
夏の期間は結構繁盛しているそうだが、冬は少ないらしい。しかしとても快適な空間で、事実我が家よりも大きい事や、一戸建てという事で隣の客室への気兼ねもなく、リラックスできる空間でもあった。くーの居場所を作ってやり、そそうのないように細心の注意を配る。
寝る前に外でくーの軽い散歩をし、ソファでテレビを見たり、明日の食事する場所や撮影スポット、温泉などの計画を練って就寝。
写真は移動途中に跳ねられたエゾシカを捕食していたオオワシ。撮影しようと近づいたら逃げてしまったのでちょっと遠い。
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