丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

北海道旅行レポ2日目-その1

yonkichi, · カテゴリー:

古い宿なので夜は相当冷え込むかと思いきや、2階という場所もあってか、それほどでもなかった。くーは落ち着かずウロウロしてあまり眠れなかったかもしれない。私も久しぶりに日本布団と蕎麦殼の枕で肩がこり、ちょっと頭痛気味だったので大事をとって頓服を飲んだ。
テレビで天気予報をみると、今日はあまりよくないらしい。昼を北見で取って、今日は美瑛まで移動するので移動日みたいなものだ。
昨日くりーむ童話に向かう途中、川湯のちゅっぷで買ったパンと、湯飲みとお湯を借りてコーヒーと紅茶を入れて朝食。その後軽くくーの散歩をして貰っている間に、私が荷物を積み込み、チェックアウトの準備を済ませ、挨拶をして出発。由のリクエストで別の流氷を探して能取湖方面へ。
国道を走っていると、道路脇で巨大なオジロワシが何かを捕食していた。車が通過すると風圧でオジロは3m近くある翼をはためかせバランスを取っているのが迫力があった。撮影しようかと思ったのだが、気がついたのが遅く、Uターンする場所もなかったので諦める。
途中結氷した能取湖のまん中の方で、人がワカサギ釣りをしている姿をみつけ、私達も少し湖上を散歩する事にした。駐車スペースは強烈に滑り、何度も危ない目にあってしまった。くーも時折滑りながら、湖上までたどり着くと、思いっきり走り始めた。
300mほど向こうにオレンジのクチバシと肩のあたりに白い所がある巨大な2匹の鳥がいるのが見える。オオワシだ。まだ相当に遠いので大丈夫だが、くーを遊ばせている間は気をつけた。しばらくすると、巨大な翼を広げて飛び去ってしまった。
釣りをしている人たちの所まではまだ相当に距離がある。邪魔にならない湖岸の近くでしばらく遊んだ。
そして能取の北側の砂州の岬まで入ろうするが、後ちょっとで通行止め。国道を離れると、路面は真っ白だが、凸凹が激しくて乗り心地が悪い。沖合には流氷の帯が何本か見えた。
常呂漁港の周辺をウロウロするが、なかなかよい場所がなく、また流氷も殆どないので適当な時間で折り返し、移動を開始。北見の町中にある回転鮨のトリトン本店でお昼となった。私は4回目だが、由は初めて。網走の行きつけの鮨屋に次ぐクオリティで満足していた。少なくとも釧路のなごやか亭よりはこちらの方が私も好きだ。
私達がこだわるのは、別に回転鮨という事ではない。高いお金を払って美味しいものを食べるのは誰だってお金さえあればできる訳で、いかに的確な価格で、それもリーズナブルで素晴らしく美味しいものが食べられる場所で食べるのが好きなのだ。無駄なお金を払う意味なんかない訳で、安く美味しいものが食べられるなら、満足度も高いからなのである。
昨日のお昼、夜、そして今日のお昼と、鮨屋づいているが、飽きないのは何故だろう。
写真は結氷した能取湖上の私とくー。由が撮影。遊んで欲しいようだ。
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北海道旅行レポ1日目-その2

yonkichi, · カテゴリー:

難しいと思われた目的である流氷との対面も達成できた事で、甘いものが食べたくなったという由のリクエストから、川湯のくりーむ童話へ向かう。
野上峠を越えていくと川湯はあっという間だ。路面の凍り具合では昨年のこの頃とあまり変わらない気がする。しかしちょっと裏に入ると所々風でできた吹き溜まりが深くあり、真冬を感じながら慎重に走る。
今日は流氷アイスがなかったが、私はシングル、由はダブルを食べる。いつも同じ事ばかりしているが、何だかこういう事をしないと気が済まないようだ。駐車場の向こうには硫黄山が蒸気をあげている。
小清水峠を経由して網走へ戻る。すると驚愕の事実を目の当たりにしてしまった。屈斜路湖が凍っていないのだ。波が立っているのすら見える。この時期に凍っていないのはどういう事だろうか。暖冬だと叫ばれてきているが、これは一大事に感じる。
峠を越えてどこかで温泉に入って宿に向かおうと思い、調べたのだがなかなかよい所がない。オホーツク温泉翁荘という所に結局立ち寄る。1人400円也。気合の入った岩風呂は半混浴だったが、茶色く濁った鉄を含むナトリウム系の泉質だった。ちょっとぬるめだが悪くはなかった。
温泉を出ると太陽が沈む所だった。網走市内に戻ると真っ暗になり、網走駅近くにある犬可の宿、民宿ランプにチェックイン。懐かしい感じのする民宿で、オーソドックスな間取り、おじさんが一人で切り盛りしているらしく、壁には旅人からの写真やはがきが所狭しと貼られている。どうも隣にある古い建物の方は、ライダーハウスとして夏は使われているらしく、それなりに旅人には有名らしい。
2階の角部屋で比較的広い所を頂き、置いてあった石油ファンヒーターに火を入れた。およそ8畳あり、窓は2重サッシ。夜は冷え込むかなとちょっと覚悟をしつつ、とりあえず夕食にでかける事にして、大きい荷物だけ置かせて頂く。
市内で目処をつけていた洒落たダイニングには残念ながら駐車場がなく、おまけにその事を聴いた途端に手のひらを返したように、予約で一杯と言われてしまた。席はガラガラなのに、こういう言い方をされるとちょっと気分が悪い。結局いきつけの鮨屋に行き、鮨はちょっとだけにして一品料理を中心にちょっと豪華に食べた。
ただちょっと驚いたのだが、これまで待った事がないこの店で、15分位待たされてしまう。昼はいつもすぐに座れて、いつか潰れてしまうのではないかと心配していたのだが、夜はそれなりに混んでいるのだなと、妙にほっとしたのだった。ここは鮨以外もなかなか美味しくて、由は久しぶりにおいしい日本酒も飲んでいい気持ち。
帰り道、ちょっと大きめの公園に行き、くーを少し散歩させる。真っ暗な中、溶け始めた雪に足を取られながら歩く。20分ほど私達も腹ごなしの散歩をして、宿に戻り、懐かしい重い布団を敷いて、片づけや充電をしていたら、ほろ酔いの由とくーは寝てしまった。
この民宿はなんと無線LANも使えるので、天気予報や道路状況、簡単な現地レポを書いたりして、私も23時前には就寝した。
写真は浜小清水に打ち寄せていた流氷群。こうみるとなかなかイイ感じだ。
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北海道旅行レポ1日目-その1

yonkichi, · カテゴリー:

いつもの御殿場時間よりちょっとだけ遅い時間で動き出す。今日はお湯やコーヒーや紅茶を入れなくてよい分、私もゆっくり。
平日の早朝渋滞にちょっと怯えながら、首都高速へETC割引時間内に乗り、都心環状線と箱崎を経由し湾岸へ。あまり飛ばさずに今回初めて利用するパーキングに到着すると、既に利用者でごった返していた。ロッキーを預け、4日間の預け賃である6250円を払うなどの手続きをしている間に、由にはくーのおしっこ出しの為に周辺を軽く歩いて貰い、送迎バスへ乗車。当然なのだが、くーがごそごそと落ち着かない。
羽田はJALとANAのターミナルが別れてから初めての利用。ANAのターミナル経由、北海道路線なので一番最後にバスを降りる。フライトの1時間前に到着した。既にチケットは発券済なので自動チェックインで手続きを済ませ、手続き終了後、くーを預ける30分前まで待機。そわそわと落ち着かない。これで飛行機旅行は3度目、5回目のフライトになるのだが、これまで往路は必ず失禁していた。やはり飼い主と離れ、轟音の中で怖いのだろう。昨年夏にあまりよい話を聴かないJALのペットとおでかけサービスだが、冬という事もあり、大丈夫だろうと思っている。
30分近く出発が遅れてしまい、結局くーには2時間半強、離ればなれになってしまった。女満別に到着し、私はレンタカーの受付をしに事務所へ向かい、由は早速くーを連れ出して軽い散歩へ。外気温は氷点下3度程度だが、日差しはあるので暖かい。
手続きを済ませて借りた車は1300ccの小柄なコンパクトカー。4WDに新しめのスタッドレス。6万kmを走っているが、まだ新しい。車体には凹みが2箇所ある。オートマの繋がりが悪く、走り出す時に滑る感じが気持ち悪い。ターミナルに戻り、リアシートを倒して荷室にし、その上に2畳分程の大きいネオプレーンのシートを敷き、毛がつくのを防ぎつつ、その上にクレートを置く。
まずは飛行機でストレスがかかったくーを思いっきり雪原で走らせてやろうと、誰もいない女満別の朝日ヶ丘公園で開放する。昨年のこの頃と同じように、くーは思いっきり走りまわった。が、飼い主の耳が寒さで痛くなり、移動する事に。
時間的に丁度開店後、お昼近くになってしまい、混雑が心配ないきつけの鮨屋に行き、日陰を探して停車。お昼タイム。相変わらずのリーズナブルで素晴らしくおいしい鮨を楽しむ。生タラバ、縁側、サーモンや白身の炙り鮨などを醤油や塩で楽しみ、満足。食後は流氷探しへ向う事にする。
まずは網走湾へ。ここは流氷観光船オーロラ号が発着するターミナルがある。ターミナルには沖に流氷があるので、観光は動いているらしい。湾内には氷が結構残っているが、所々蓮氷で薄い。春の流氷はどちらかというと知床方面、回り込んで釧路の方まで及ぶ事があるのだが、まさに今は春の流氷配置。ウトロ方面に向かえば出会えるだろうと移動した。
海岸線の北浜駅に立ち寄ると、それなりに岸には流氷がへばりついているようだ。しかし海岸には降りにくいので、もう少し移動。原生花園を越えて、またお約束の浜小清水前浜へ。するとそれなりに流氷や打ち上げられた大きい氷がある。ここでしばし撮影。何とか流氷にくーを乗せて記念撮影。目的の一つは何とか達成できた。
実は頂上まで昇った事がないフレトイの展望台。折角来たという事で、滑りつつ昇ってみる。開氷しているのが見え、青々とした海が広がっていた。しかしずっと沖の方にも流氷の帯びが何本か確認できた。
写真は浜小清水で打ち上げられた流氷と遊ぶ、由とくー。
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