うどん店巡り その6
yonkichi, · カテゴリー: 食べ物琴平からちょっと郊外に向けて車を走らせる。これから朝食をとりに、うどん屋へ向かう為だ。
田舎道を走り、といっても3桁国道や県道を走りつないでいるので、そんなに酷い道ではない。四国の道の中ではコンディションがよい道といえるような、商店はまったくなく、時折農家や民家がある寂しい道をゆく。
映画「UDON」で、道案内とはとても言えない説明でうどん屋へ向かっている時に映っていた分岐がいきなり現れた。そう、そのY字路を右に回り込むように曲がり、坂を登っていくと、そのあがりきった所に「山内うどん」は素朴に現れるシーン。まさにフラッシュバックと言える、そのままの風景だった。
山内うどんは、薪で釜を沸かしている。外には薪が積み上げてあり、奥から若い男性が運んでいた。店構えは素朴でいい感じ。私たちが店に入った時はまだ時間が10時頃だったので、他にお客さんはいなかったが、元気なおばちゃんが声をかけてくれて、げそ天をすすめてくれた。あとで映画を見直すと、しっかり出演されていたおばちゃんだったのだが、この時は震災の時の話や、東京からうどんを食べに来たという話題で、ひっきりなしに話が続いていた。
さて頼んだうどんは、私はあつあつの小で由はひやあつの小。ダシがしっかりきいて、うどんは少々太めのエッジのたったコシが強めの麺。好きな味だ。朝からなかなか好みの味でいい気分だ。げそ天がお勧めで、雰囲気満点のお店だった。
前日からのうどん巡り、6件目という意味では、上位2~3位といった感じだった。
コメントを残す