超麺通団4
yonkichi, · カテゴリー: 食べ物 とうとう、というかやっと発売された超麺通団4。讃岐うどんにハマってもう随分経つが、今だその熱はさめない。そば好きだった私が、本格的な讃岐うどんと出会ったのは、1984年の四国ツーリングだったのだが、その時はそれほどインパクトはなかった。ただきっと、その時は始めてのロングツーリングで、全てが楽しく新鮮でバラ色の時間だった。
今はすっかり冷蔵庫にはがもううどんの生うどんが在庫されているし、鎌田のだし醤油も箱買いしてある。たまごも私が定期的に温泉玉子を作っているし、天かすも常備している。
この本はひとつ前の3を買ったのが、丁度讃岐めぐりをした直後だった。しかし事前に色々リサーチした結果、網羅はできなかったが、要所はまわれてそれなりに充実した旅だった。今度の4は新しい情報が満載である。当時立ち寄った宮武はなくなってしまい、今お弟子さんが新しい店を開いた所だし、一福は当時なかった。そして行列は今も続いているという事からも、讃岐うどんはブームではなく、日本のひとつの地域食文化を確立しているのは明らかだった。
ただ内容のほとんどが、うどラジpodcastを聞いている人にとっては、聞いた事のあるネタが多い。しっかりと読むと、それ以外も多いのだが、それでも充分楽しめる本である。1000円以下でこれだけ楽しめる本はなかなかないかもしれない。
そろそろ冷しぶっかけがおいしい季節だが、やはり現地で山下のひやあつに藤原屋のげそ天、がもうのあったかいのにあげ、彦江の男麺、やおのかま玉が食べたいと思う気持ちが蘇ってくる本である。
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