理不尽な常識と自衛手段
yonkichi, · カテゴリー: あれこれ由の実家は神戸なのだが、その神戸の市営住宅にADSLを敷く事にした。
遠隔で色々な手続きすると、連絡が難しいのだが、今キャンペーンで出張接続設定が無料だったり、ルータもアンケートに答えると無料だったり、エントリーコースだと月2000円程度で常時接続になる事から、我が家でこの費用を持ってしても、色々多くのメリットがある為、この計画を進めてみる事にした。
事の発端は、やはりセキュリティ対応。ダイヤルアップでLivedoorの無料サービスを使って頂いていたのだが、そのサービスが終了し、私の契約しているISPの子IDを取って、それを使って頂く事にした。しかしダイヤルアップは変わらない。この子IDには、唯一ウィルスメールのチェックサービスを付加している。
ダイヤルアップで以前は充分だったのだが、実際はウィルス対策をする事で、ウィルスパターンファイルやMicrosoftUpdateを定期的に行わなければならなくなっているのが現在だ。パターンファイルなどは毎日更新される訳で、差分アップデートをしてもそれなりに時間がかかる。MicrosoftUpdateなどはとんでもないデータ量だ。
ちょっと前、ZOTOBというウィルスが広がり、ちょっとでもネットに繋ぐと、MS05-039の脆弱点をついてZOTOBに感染するという事があったのだが、運悪くこの日に繋いでいた事がわかり、慌ててネットへの接続はしないようにとお願いし、パッチやパターンなどをCDに焼いて送ったのだが、結局対応はできなかった。
しかし常時接続になれば、基本的にはルータにより直接アタックされる事はなくなり、またパターンファイルやMicrosoftUpdateも設定をすれば勝手にアップデートしてくれる。この点から、少々費用がかかっても、何とか常時接続の環境に持っていくべきだと思っていた。
ただそれを実行すればよいというものではなく、実はその市営住宅にはちょっと前にNTTのフレッツが入り、勝手に接続したくば高額な接続費用を払えという横暴なソリューションを提示してきた。私としてはそのメリットは考えられない上に、NTT嫌いなので絶対にNTTフレッツなどは使いたくない訳で、安いADSLが引けないものかと思っていた所だった。それに光収容になった場合は、ADSLが引けなくなる可能性も気になっていた。
今回このZOTOBの件で本格的に調査をした結果、3.3kmほど線路長があり、速度はあまり望めない事や、伝送損失も44dBとあまりよいロケーションではない。しかしダイヤルアップよりはマシという事から、ADSLが引けるかを調べてみる事にした。
調べるには申込みをしなければならないので、コースや子IDなどを使って可能かなどを問い合わせをしたり、色々ケースを確認し、申し込んだ。すると、あっと言う間に、NTTの適合結果もOKになり、光収容替え工事費用も無料になる事で、あっという間に工事日が決まってしまった。NTT交換機側の工事は11/25で、実際にPCの設定に人がやってくるのは11/28というスケジュールになった。
実際どの程度の速度が出るのかわからないが、これで色々な問題がクリアされる。例えばIP電話についても我が家とは通話料金が無料になる訳で、付加価値も多い。28日は会社にいながらその出張設定担当者と電話で会話する事になるだろうと思っている。
無事繋がる事を祈りつつ、約700km弱離れているのに、電話工事の依頼を出す事ができる時代にちょっと感心してしまった。一切NTTには余分な金を払わずにだ。
時代はブロードバンド、常時接続の時代。こんな時代にNTTは電話加入権を踏み倒し、NTTフレッツなどといったサービスでまた別に金を取ろうとする。コンテンツサービス会社ではNHKが戦後の放送法をふりかざし、善意のご老人達から到底納得いかない視聴料をぶんどり、今度は勝手にデジタル放送で費用を負担させようとしている。
阪神大震災で被災した由の実家や親戚たちに、NHKが何をしてくれたというのか。NTTが何をしてくれたというのか。緊急放送すらなく、実際受信設備がない家庭に何で受信料を払う義務があるのだろうか。携帯やカーナビでテレビが見れるのはどう説明をつけるのか。電波というのは公共のものなはず。全てが私利私欲の為であり、これでもかと汚い手を使う元国営企業は、国民一人一人が声を出していかねばならないだろう。
私は由の両親に少しでも費用負担が少なく、そして必要なセキュリティレベルを保つように環境を整え、その上気兼ねなく電話ができるような環境を与えてあげたい。それだけだ。
写真は台湾の電車の中での広告。統計でみると、アジアでウィルスの発信源もしくは被害が多いのは、韓国と台湾であるようだ。


