丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

さて11月。

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

やっと秋という感じだが、もう11月に入ったのだ。当然だろう。
国会議事堂近辺のいちょう並木では、どこから現れたのか銀杏をひろいまくるおじさんおばさんが断続的に見られた。11月に入った今は、銀杏はすべて取り終えたような感じで、後は落葉が進む時期に来ている。
今年は紅葉を見にでかけられなかった。まあここ最近はずっとそうなのかもしれないが、それでも比較的毎週末のようにどっかにでかけている。
実家の方ではやっかいな問題が続いているが、今はある意味悪者を遠そうとしている。私としては悪者になっているつもりはまったくなく、私なりの気配りをしているのだが、そうは思っていないだろう。私の体調、性格、生活レベルなどを考えたら、私も努力をしているし、相手をそのレベルで思いやっているのだが、自己中心的な視点からは、これ以上に気配りや私が我慢して苦労しても、伝わらないのがよく分かっているからだ。
それよりも私は自分から一番近い環境にいる、いわゆる家族や仕事場を最優先に考える。それはとても自然な事であり、当然だと思っている。
秋になると体調もおかげさまでよくはない。一番季節的に厳しい時期とも言える。昨年のこの時期などは、社会人になってから初めてではないかと思える、持病の発作で会社を休んだ事もその証明になる。今年はそれほどでもないが、不意に耐えなければならない状況に陥っている自分の体で、季節を感じてしまう。
紅葉の写真を取りに行けるだろうか。くーと今年の紅葉はできれば残しておきたい。
写真は落ち葉の中のくー。近所の公園でも、落葉の絨毯が広がっている。
20071101.jpg

10年目の総会

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

我がマンションができあがり、同時に入居してから10年が経っている。今のマンションの同居人は、よい近所付き合いができている人が多く、なかなか居心地がよいのだが、やはりどの世界にも相性があわないのは存在する訳で、話が通じないのもいる。
その気にいらない理由は、やはり自己中で周囲を思いやる事ができないという理由しかない。特にマンションはそれが顕著だし、一戸建てだって近所付き合いはある。コミュニケーションを強制的に取れという事を言っているのではなく、自分中心でそれを全てにおいて優先する所に、ひずみは生まれるという事になる。
どうしても目立つのは、やはり子供がいる家庭だ。子供がいる事で、この位は許されるだろうという尺度が生まれ、それが自分だけの尺度になってしまっている。犬を飼っている所においても、その尺度においてズレが出てしまう所も少なくないようだ。
だからといって独身ならそんな事はないのだろうか。いや、結局は自分のモノサシというものは常にあるもので。子供がいようと犬や猫がいようと、一人っきりだろうと、それは要因の一つにすぎない。
夜中の階段の足音や、扉の開け閉め、大音量のテレビやステレオなんかはありがちではあるが、少なからずどこのマンションにも紛争に繋がる行為はあるはずだ。そのきっかけは全て、コミュニケーション不足である事なのは明らかなのだが、それができない。不思議なものだ。
総会は年に1度。ここに顔を出す人はいつも決まっている。出さない家は一切出て来ない為、結局コミュニケーションの取りようがない。無責任で自己中という事を、自ら照明する訳だ。どうしても出られない人もいるかもしれないが、それであれば日程は調整できる。結局は面倒臭いだけだ。
理事会では契約している管理会社の担当が1~2名同席し、会計報告を行い、監査報告を行う。懸案事項があれば、それについて議論をしたり、何らかの結論をその場で出すように議事進行をしたりする。10年目になり、大規模修繕という項目も絡んでくるので、今期の理事会スタッフは大変かもしれないが、この役割は定期的に持ち回りでやってくるような仕組みになっている。我が家も理事会幹部としては3度、うち理事長は1度やっている。
いつまでここに住むのか判らないが、住宅ローンはまだしっかりと残っているので、しばらくは住まなければならないだろう。その間、少しでも快適にシェアリングする為にも、周囲への配慮を忘れずに、気をつけようと思うのだった。
写真は近所にある歴史ある下宿屋。すぐ近くの燃えたオリンピックのすぐそばだ。
20071027.jpg

セキュリティの展示会

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

仕事関係で久しぶりに展示会に午後から向かった。
セキュリティという言葉が毎日のように耳にする時代になったのだが、今もセキュリティは金になるものではなく、反対に被害を出さないようにするための、予防というものに属する。その為、どの企業もどの個人もセキュリティ対策にかける費用は、常に消極的だ。
しかしビジネスではセキュリティは不可欠と言われる時代にもなっている。それなりにシェアも出てきたようだが、意識にギャップがあるのは否めない。
このイベントも毎年やっていて、今回で何回目になるのかはわからないが、今回のテーマはやはり来年度に施行されるグレーな部分の多い日本版SOX法に絡み、これまた日本のEmployeesたちには頭の痛い、内部統制がキーになっている。そう社内で何をしているか、全て追跡できるように記録を残すのが基本になってくるという事だ。
インターネット黎明期は、社内で遊んでいても判らない時代であり、殆どのマネージャはTCP/IPの知識もなく、UNIXを扱う仕事をしていた人にとっては自由というと言い過ぎだが、自分の発想を豊かにし、情報や知識をむさぼる事を誰にもとがめられなかった時代でもある。
今は全てが減点法により、ちょっとでも私用に電話やネットを使えば、懲戒という脅迫めいた言葉が時にはパワーハラスメントとしてのしかかってくる。話しはちょっと複雑なので、簡単にそう言い切る事はできないが、とかく勤務時間は言動全てを監視されているようなものだ。そんな抑圧された中から、何か画期的な発想が生まれると思えるだろうか。
企業は今焦っている。内部からほころびが目につく事に対し、ビクビクしている。ある程度内部統制的な考えは必要だが、全て制約をかける事が解決に至るかといえば、私は絶対に穴は残ると思う。
それだけでなく、落ちたモチベーションをあげるための努力も必要ではないだろうか。そう、これは子供や犬のしつけと一緒なのだ。怒ってばかり、制限ばかりかけても、ロクな大人になれない。そうやってきた結果が、今の行き先のない抑圧がはじめて起こる、やりきれない凶悪犯罪の件数に比例しているのではと思ったりする。
犬のしつけでも、怒る事はそれこそ小学生だってできる訳で、それでは犬は育たないし、信頼関係なんか無理だ。言葉のわからない犬との信頼関係を作り上げるにはどうすればよいか。それは、怒る事を減らし、褒める事ややりがいのある事をできるだけ多く与える事ではないかと強く思うのだ。
展示会で一生懸命宣伝をしているものを、いかにどう使うかは結局、生き物だ。そこにもっと注目して、アクションを起こさなければならないと私は思う。
写真はその展示会ではなかったが、最近よく会場として使われる恵比寿ガーデンプレイスの某ホテルに向かう時にある、長い動く廊下。
20071026.jpg