うどん店巡り その8
yonkichi, · カテゴリー: 食べ物善通寺の町中の中村うどんへ。しかしそこまでにいく途中、2件のうどん店に寄ったのだが、どちらも火曜定休で玉砕。どちらも例のベルメゾンのパンフレットからピックアップした店であり、それには定休日が書かれていなかったのだ。
お昼直前だったので、慌てずに、途中土器川の河原でくーを散歩させる。私は何だか肩こりの為にちょっと頭痛気味で、河原の斜面で休憩。気持ちのよい風が吹いていた。
ナビに案内をさせながら、中村うどんへ。片道3車線道路沿いの町のまん中ともいえるにぎやかな場所にあった。数店舗と駐車場を共有した一角に、その目立たない店はあった。ここは通称「やお」と呼ばれている。その理由は、看板に書かれている「中村」という文字が、「やお」と読めるかららしい。
こぎれいで、正直期待できないかなと思っていたのだが、入ると盛大に釜が煮えたぎり、うどんが踊っていた。ここはすべて手作りだという事だ。そして案内をしてくれているおじさんが、ちょっと慣れていない私たちをすぐに感知し、丁寧に案内してくれる。
ここではやっと念願でもあった「かま玉小」を頼む。ちょっと待たされるが、その間お店の中をうろうろ見てまわってしまった。ほどなく出来上がってくると、オーソドックスなおろしがねに載った生姜をもってきてくれて、半分以上食べたあとに、これを入れるとおいしいよ、と教えてくれた。
かま玉は美味しかった。それに、ここのうどんは不思議で、まわりはとろける感じにやわらかいのだが、妙にしっかりとしたコシがあっておいしい。かま玉にまたこれが絶妙にあう。生姜をいれてもまたおいしくて、これはインパクトのある味だった。
思わずおみやげ用うどんと、だし醤油を買い込み、1本だけシェラカップに入れて持ち帰ったうどんを、くーにおすそ分けした。くーは一瞬でたいらげてしまった。
2日間の中、ここもベスト3に入るかという感じのうどんだった。ちょっと異質な食感だったが、今もなお、ここの食感が忘れられない。
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