うどん店巡り その9
yonkichi, · カテゴリー: 食べ物そろそろ東京に向けて移動を開始しようと思っている所と、この日は朝から4食目ではあるが、しっかり天ぷらも食べているので、腹もふくれてきていた。
しっかりした麺という事から期待して、坂出の町中で少し迷いながら、怪しい人の流れをみつけて何とか駐車場を発見。そこから人が一人しか通れないような扉を抜けて、裏道に入ると、面白い風景を目の当たりにした。
この旅最後になるうどん屋、彦江製麺所だ。
時間はお昼をちょっとまわった所。その為か、スーツにサンダルばきのサラリーマンが2~3人で歩いているのだ。食べ終わって帰ろうとしている感じの人もいれば、これから食事に向かおうという感じの雰囲気の人もいる。どれも、皆うどんが目的なのだというのがすぐにその雰囲気からわかった。
とても目立たない、それこそ人の流れがなければわからない製麺所は、看板らしい看板もなく、しかし麺を湯であげる湯気から、そこが目指す場所だという事がわかった。
いかにも工場といった感じのサッシ扉は開かれ、外には食べ終わって友人を待っているサラリーマンが目印だった。中に入ると、想像ができない程、人が沢山いた。
並んで麺をもらい、自分でダシを入れる。好みの天ぷらをとり、席に座って食べるのだ。すべてお金は自己申告制。一緒にゴボウ天と竹の子天を取って、空いている狭い座席について食べた。
ここの麺はとても太く、エッジもたち、コシが強かった。男麺という感じだろうか。私は結構好きだったが、由はちょっと太くコシがありすぎという感じだったようだ。確かに麺の主張がとても強い。
住宅街の中。県道33号裏。創業S27年という老舗は、今日も人が絶えないのだろう。
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