丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

土砂降りのあとの晴れ間

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

昨日に続いて、朝目を醒ました時はバケツをひっくり返したような土砂降りだった。天気予報を確認すると、お昼には雨もあがるが、不安定な空模様だという。これだけ勢いがある雨だと、傘はあまり役にたたないだろう。とはいえ、雨があがったあとにフルサイズの傘を持って帰るのはどうしても好きになれず、結局長年愛用しているモンベルのトレッキングアンブレラででかける。どうせ足元は濡れるのだ。
一昨日は携帯を忘れた上に、ベルトすらするのを忘れてしまったので、気をつけて出たにもかかわらず、バス停近くまで雨の中を歩いたあと、定期入れをテーブルの上に忘れたのに気がついた。さすがに定期を忘れてはバスも電車も乗れない。仕方なく引き返した。
本当に何だか最近自分でも情けなくなる程、うっかりが多くなった。これでは車やバイクの運転なんかもっての他じゃないかと不安に思いつつ、ちょっと気を抜くとこれまでもよくあった話だろうと、自分自身をかばいながら、ここ最近の失敗を繰り返す事を反省し、少しばかり気を引き締めていかねばと思うのであった。
雨が激しかったので、2台バスを乗り継いで行こうと思ったのだが、自分の失敗でもろくも崩れ去った。しかし、少し急いで歩けばいつものバスに間に合うかもしれない。バス停6つ分をショートカットするように歩き、2本目に乗るバスのルートに出て、そこにあるバス停に向かう。雨が強いので膝から下がぐしょぐしょになるだろうと思うのだが、自分のミスなので諦めて早足で歩く。案の定、汗だくになった上、傘が小さいのでザックを前にかけて濡れないように気をつけたにもかかわらず、右腕と膝下はすっかりびしょ濡れになってしまった。何とかバスにも間に合い、息を荒らげながら乗車できた。
結果的に職場へ到着する時間はいつもと同じだったが、朝に体力を相当消耗してしまった。折り畳み傘を高価なサーバの横で乾かし、朝食を食べて一息つけて仕事にとりかかった。今日も1日なんとなく仕事が始まり、過ぎていく。
帰りはすっかり雨はあがり、晴れ間さえみえる。今度は行きと逆のルートのバスに乗る。ふと前に座っているオジサンが沖縄のガイドブックを読んでいた。ページの中には沖縄そば。暑い日に熱い沖縄そばはとてもよく似合う。八重山でも本島でも朝昼版と沖縄そばだった時も珍しくない。安くておいしいその土地の食べ物だ。
写真は竹富島の竹の子。ピィヤーシという石垣に生える山椒の種類の香辛料は、ここで作られている。竹富では昼は必ずここで八重山そばを食べた。外に出て、道を挟んだ反対側にあるガーデンで食べるのがまたよい。
八重山そばも沖縄そばも、基本は一緒で特に呼び名が違っているだけだ。他に大東島では大東そば、宮古島では宮古そばという。
暑くなってくると、沖縄そばが食べたくなる。おすすめの沖縄そばは、また追って話題にしていきたい。週末にでもまた沖縄そばでも作ろうか。
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セキュリティリスク?

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

漸く梅雨らしい雨が降る朝だった。いつものように朝5:40に起きると、最近いつもそうだがベッド横にある専用クッションで、くーは目だけをしっかりあけて寝ている。ぴくりとも動こうとしないが、目だけはなぜかあいている。
由が朝が比較的ゆっくりというよりも、私が朝早すぎるのだが、朝はラッシュが始まる前に仕事場に到着したいという気持ちと、その分できる事なら少しでも早く帰りたいという事、そして仕事柄始業時間の1時間前に到着している事で、未明にかけて発生した新種ウィルスなどの情報を調べ、サーバーのログを確認し、必要に応じて緊急対応を行ったり、全社に注意や初期動作について情報を流す事をするためだ。これにより、被害を未然に防ぐ事は多々ある。
休日もランダムにパターンファイルにひっかからない新種や、被害が確認されたレベルにより、高い感染力をもつマスメール型ウィルスを社外に出さないような対応を許される環境でリモート対応する事もある。定められた業務とはいえ、休日も最新状態をウォッチし、日々被害を未然に防ぐために前向きに業務を行っているのだが、なかなか大企業ではこれを評価してくれない。目立ったことをする方が、当然頭を使わずに評価し易いのだが、それをきちんとできない部署に昨年から在籍している。
まあセキュリティなんていうものは、被害にあわなければ投資することもいらない訳で、被害にあってから慌てて現場や中間管理職に対して偉い人が声を荒らげる。未然に防ぐリスクマネジメントという事が何故必要かという事が、少しだけ上層部にもわかるようになってきたようだ。とはいえ、上っ面だけで、一度指示したらそれで全てが完了した事なっている事もしばしばで、リスクを回避する為、信用を失わない為には、それ相応の体制や実施環境を意地しなければならない。だが、現実には一度指示しただけで全てが完了した事のように感じてしまうケースがいかに多い事か。
今日から、そのあたりをテーマにした展示会が、東京ビックサイトで行われている。金曜の午後あたりにちょっとひやかしに行ってこようかとは思うが、後輩が今日行ってきたとの事で様子を聴いた所、結構な繁盛ぶりだったようだ。注目度は最近ではカカクコムのウェブ改ざんや、DDoSのように無作為に特定のサイトを攻撃しダウンさせるような事件が最近多いせいもあるだろう。
リスク管理という、直接売り上げにならない上に、費用対効果が数値化しにくいものは、注目度は高い。しかし企業の偉い人はその必要性や、インターネットという膨大なスケールのネットワークを無料で使って仕事をしているくせに、危険性ともなると実感が沸かないのか、実行する時点でそれまで学んだ事はすっかり忘れて目先の導入維持費用に目がくらみ、結局部分的にしか導入せず、セキュリティポリシーも机上の空論を恥ずかしげもなく作り、既にセキュリティ対策をした気になっている。
現実にはそんな平和な時代はとうの昔に過ぎ去り、外部からよりも社員への評価といううたい文句でモチベーションを失せるような制度をどこも作りあげ、その反動による内側からたやすく発生しうる情報漏洩や信用失墜がいかに恐ろしい事か、分かっていない。分かっていないと言うのは、単に社員との信頼関係を築くよりも、脅しばかりかけている評価制度の事を言っている。
社員は会社の奴隷ではない。契約を交わしたとはいえ、人というものはモチベーションという大事なものを持っており、それを間違った方法でわざわざ失わせようとしている今の企業は、結局の所そのような状況下に自分がおかれた事のない者が考えた絵空事だ。
注目度があるイベントは盛況だ。しかし反面、それは費用対効果が現れにくい部分であるが故に、展示会のあちこちで聞こえる話の内容は、資料に書いてある事、新聞に書かれている事を、いかにわかった風に復唱するオジサン達が今日も証明している。
IT関連企業以外においても、今はリスク管理とその体制が必要になっているだけでなく、あって当然という時代になっている。地に足をつけて、前向きに進もうとする企業がどれなのか、四季報など数値化された情報ではなかなか分からない。その中で、どの会社がこれから伸びるのか、投資するとしたら何時、どの企業にすべきなのか。実は今動向調査中だったりする。
写真は何年か前の、セキュリティ関連ベンダーのブース。お金かけています。
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暑さとボケの関係

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

お昼過ぎから外出をした。予想はしていたが、既に外は熱を持った空気がよどんでおり、それをかきわけながら歩く。霞んだ雲が浮かぶ、既に夏本番と言える空の舌、クールビズとはいえ喘ぎながら汗をかきかき歩く。
今朝実は寝ぼけていたのか、ベルトをするのを忘れて家を出た事に気がついた。しかし引き返していたらバスに乗り遅れる為、2度立ち止まって考えたあげく、気になりながらそのまま大通りに向かった。バスに乗り、しばらくすると今度は携帯電話を忘れた事にも気がついた。この暑さと眠さで頭がもうろうとしていたのかもしれない。
なんとか予定通り会社に付いたのだが、1階のコンビニで朝飯を買うのにも何だかいつもと違い、時間がかかった。食欲もないので、豆乳と冷たいお茶だけ買い、事務所に入った。今日は何かおかしい。
自分をガラスに写してみてみると、ベルトが通っていないチノパンが妙に間抜けだった。またいつもある携帯がない事がまた妙な感じで、正直何だか今日は何やってもダメそうな気がして、帰ろうかとも思った。携帯にはバスの時刻表やら、iModeでバスの運行状況がわかるサービスのブックマークがある。毎日バスの遅延を確認しながら乗り換えるので、ないとこれまた不便なのだ。
その後、出社する同僚が次々に遅れてくる事に気がついた。どうやらJRで事故があり、4種類の電車に影響が出たようだ。おまけにゆりかもめも汐留でトラブルがあったと聴いた。その後東海道新幹線でも何かあったようで、今日は何かが狂う日なのかもしれないと思っていた。
暑さが何かをおかしくするのだろうか。どちらかというと暑すぎる夏よりも寒すぎる冬の方が過ごしやすいような気がしている。程度問題なのだろうが、私は氷点下10度の世界と、40度の世界を比べたら、迷う事なく前者を選ぶ事だろう。
とはいえ、暑い場所がまったく嫌いという訳ではない。八重山なんかは何度か訪れる程好きだし、思いの外湿度を感じないせいか、都会の暑さのように暑さでベトベトになるような不快な湿度がない分、快適な暑さだ。また赤瓦と漆喰のコントラストが美しい、琉球建築の民家の縁側では、気候を知り尽くした建物であるが故、昼寝するにも夕涼みをするにもすばらしく快適だ。
都会の暑さは単に湿度や夜に下がらない記憶だけのせいではないようだ。それは人混みであり、都会という場所の雰囲気であり、仕事をしている時の気が休まらないといういわゆるストレスも要因のひとつのようだ。
写真は波照間島の西浜で。GWの時期なのに独り占めのビーチ。ここから西表島がうっすらと見える。
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