丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

久しぶりにつけ麺を食いに

yonkichi, · カテゴリー: 食べ物

某建築現場の帰り、久しぶりに友人のやっているラーメン屋で昼を食べようと、車で立ち寄った。移動途中に室外温度計をみるとなんと37度。梅雨明け宣言と同時に真夏の気温である。
13時半頃に到着すると、外には並んでいないが店内は待っているお客さんが4人ほど。繁盛していて私も嬉しい。先日から自家製ラー油を研究していた成果か、油そばが期間限定な上に10食/日で出ていてとても魅力的だったのだが、今日はキュっと締めたあの太麺のつけ麺が食べたくて、いつも通りに頼んでしまった。
久しぶりに食べる夢あかりのつけ麺はうまかった。めったに外のラーメン屋には入らないのだが、ここのは友人が大将だからというのもあるが、やはりおいしいと思う。キャンプ中に時間の制限もなく、ゆっくりと食事を作って食べる、という時間を共有した友が、こうして昼に全力でラーメンを造り続ける仕事につき、それだけでなく同じくキャンパー仲間が妻として傍らで支え、夫婦で経営しているというのは、不思議なものだ。
写真は頂いた特製辛つけ麺と、待っている間に大将の友人が食べていた油そばを食べていた姿を後ろから失敬したもの。油そばの太麺がとても魅力的で、できれば次回まだメニューとして残っていたら食べてみたいと思うのだった。
忙しいのに帰りにはお土産までもらって帰宅。彼らが結婚して住んでいた家の100m程度離れた所に、今まさに我が家の建築現場があるというのも、彼らとは縁が深いのがよくわかる。
20100717_1.jpg
20100717_2.jpg

モスの新製品を食べる

yonkichi, · カテゴリー: 食べ物

 最近のブームといえば、ラー油ブームが有名である。
 今だ私は桃ラーを食べていないのだが、友人は次々と食べた感想をツイートしたりブログで書いたりしている。ちょっと妬ましいのだが、手に入らないのだから仕方がない。本気で探していない私も悪いのだが、まあ由もそれほど辛いもの好きではないので、それ以上掘り下げていない私がいる。
 そんな中、犬仲間の関西出身の方が、おいしいと感想を言ったラー油料理がある。それがモスバーガーのラー油バーガーである。
 これはテレビの情報番組、スッキリから派生した商品らしく、ちょっと自然食とかナチュラル系の味付けをするモスバーガーらしくないというのが感想だったが、それを聞いてチャレンジしてみたくなった。
 しかし1日限定50食しかない。そこでちょっと早めに由に買いにいってもらった所、案外簡単に買う事ができたのだった。
 辛いものが苦手な由。思いのほか辛いといいつつもおいしいとたいらげた。私も結構ニンニクチップの食感や辛さが好みで、これがまた美味しい。仕事のある平日に食べるのはちょっと度胸がいるが、これでまた桃ラーが食べたくなってしまった。
 ラーメン屋の大将をしている友人も、この手の味が大好きなはずで、今研究を重ねているようだ。ラー油はちょっと中華なテイストを出すには手頃な調味料なのだが、おかずになるような工夫がされた事で、ブームに発展したような感じだ。
 自作してみるというのも手なのだが、まずはブームの先駆けとなった桃ラーを手に入れて、味わってみたいと思うのだった。
 写真はそのモスバーガーのラー油バーガーに貼られていたシール。そろそろ販売終了なので、まだの人は急いでみるとよいかも。
20100626.jpg

超麺通団4

yonkichi, · カテゴリー: 食べ物

 とうとう、というかやっと発売された超麺通団4。讃岐うどんにハマってもう随分経つが、今だその熱はさめない。そば好きだった私が、本格的な讃岐うどんと出会ったのは、1984年の四国ツーリングだったのだが、その時はそれほどインパクトはなかった。ただきっと、その時は始めてのロングツーリングで、全てが楽しく新鮮でバラ色の時間だった。
 今はすっかり冷蔵庫にはがもううどんの生うどんが在庫されているし、鎌田のだし醤油も箱買いしてある。たまごも私が定期的に温泉玉子を作っているし、天かすも常備している。
 この本はひとつ前の3を買ったのが、丁度讃岐めぐりをした直後だった。しかし事前に色々リサーチした結果、網羅はできなかったが、要所はまわれてそれなりに充実した旅だった。今度の4は新しい情報が満載である。当時立ち寄った宮武はなくなってしまい、今お弟子さんが新しい店を開いた所だし、一福は当時なかった。そして行列は今も続いているという事からも、讃岐うどんはブームではなく、日本のひとつの地域食文化を確立しているのは明らかだった。
 ただ内容のほとんどが、うどラジpodcastを聞いている人にとっては、聞いた事のあるネタが多い。しっかりと読むと、それ以外も多いのだが、それでも充分楽しめる本である。1000円以下でこれだけ楽しめる本はなかなかないかもしれない。
 そろそろ冷しぶっかけがおいしい季節だが、やはり現地で山下のひやあつに藤原屋のげそ天、がもうのあったかいのにあげ、彦江の男麺、やおのかま玉が食べたいと思う気持ちが蘇ってくる本である。
20100529.jpg