時には地を這うように、時にはささやくように
豚バラ肉が安かったので買っておいたのだが、いつものパターンで保温調理器での角煮かラフテーというのではなく、ちょっと趣向を換えてみようとレシピを探してみた。
脂が少なめのものを選んだとはいえ、バラ肉。結構な脂だ。なので、できれば脂を落したい。そこでIHになって初登場のロッジのサービングポット。脂分を最初に焼いて、その後表面にかるく焦げ目をつけて、出た脂をクッキングシートで吸い取る。その後せっかくなので熊本の農家を今やっている友達から送ってもらったメークインと、富良野産のニンジンを一緒に焼いて、クレイジーソルトで味付けをし、ローズマリーを入れて蒸し焼き。
ソースはマヨネーズとホースラディッシュといろいろまぜたソースと、ポン酢、バルサミコ酢の３種類を作って、食べてみた。なかなかイケた。
最近近所のスーパーで、ミニ北海道フェアのようなものがよく行われている。その中で、レギュラー化しそうな勢いで棚を占領しているのがこのコアップガラナ。ガラナは北海道ローカルなものと思っていた私は気になって仕方がないのだが、それでも高いと手をださない。でもこの瓶のちょっと懐かしさもあって、思わず買ってしまった。
おいしいか、というと、うーん、という感じだが、風呂上がりにはなかなかサッパリ。まあドクターペッパーも最初はダメだったがそのうちにオイシイと感じるようになった私なので、味覚自体が怪しいのだが。それでもルートビアだけは慣れない。
関東から南東北にかけて、東電と国のせいで美しい日本が汚されてしまった。当事者は今も何も罰せられず、のうのうと高額な給料をもらいつつ生活している現実、温厚な日本人でも、口にださなくてもどれだけ怒り一生かけても許されない対象としてみているだろうか。
そんな一人が私でもあるが、有機農法で丁寧に農業をしている、熊本の旅仲間から、大事な野菜を送っていただいた。これはとても嬉しくて、また汗水流して作った野菜たちをいただける幸運をこことから感謝した。
ダンボールに詰まった愛がいっぱい。くーにもおすそわけ。今日から熊本の野菜を大事に、そしておいしいうちにいただこうと思う。
ちょびさん、ありがとう。
写真はその野菜たち。農業は畑を耕し、種を蒔き、育て、収穫するという行為で成り立つ。ただ獲るだけではない。
