丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

海の日と誕生日と

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

10年前の海の日、私と由は結婚式を北海道の某丘で挙げた。もう10年も経つのだとあらためて、その10年という時間に思う。
今の住まいに一緒に住み始めたのは、その年の9月。色々あった。当時は私の父親も健在だったし、今ほど悩みも少なかったと思う。体調も最近のように酷くなかった。しっかりと10年という年月は私も感じる事ができる。
同時に今日はリアルで私の誕生日。もう自分の中でいくつになったかなんてどうでもいい訳で、ただ、人生半分以上はもう過ぎたのではないかと思える歳になった。半分どころか、もうあとちょっとしかないと言われてもおかしくない私の体だが、できれば由と長く一緒に人生を楽しんでいたい。
くーはまだ半分とまではいかないが、明らかに私たちよりは早くにその一生を終える。死というもの、期限というものについてこれからもっと頭をよぎる事になるのだろうか。あまり考えたくはないのだが、身近にそれは転がっている。
あっという間でもあり、色々な事もあった10年だった。まだあと10年後、20年後と、家族で仲良く元気で迎えたいというのが、私のささやかな願いだ。
昨日の事だが台風の中、昼前に由と何年ぶりかにフルコースの食事をしてきた。店はサンマルクというファミリーレストランの中ではちょっと高級な所。パンが美味しく、店員もしっかり教育されていて、席間の間隔も広い上、値段はそんなに高くないので好きなのだ。由が神戸時代によく行ったそうで、私は知らなかったが東京にも数店あるのをあとで知った。
誕生日と結婚記念日のコースを紹介するはがきが来ていたので、それで10年も一緒にいるのだからという事もあり、といって格好つける訳でもなく二人は普段着で出かけてきた。散歩にいけなかったくーは相当不満そうだったのが心残りだったが、台風で空いている都内をロッキーででかけてきたのだった。今日はそんな事もあって、食事は質素してみた。
写真は10年前の夏、丘で挙げた式には、巡回してきた地元自衛隊の人が飛び込み参加してくれた。式の一通りの儀式を終え、私達は丘の上のテントや仲間うちに振る舞った披露宴の会場に向かう時のもの。
私の腰には、キャンパーのマナーである自分たちのカップは自分で用意するというスタイルから、新郎新婦だろうが自分たちのカップをぶら下げているのが見える。ロッキーカップの1/2パイントだ。
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昨年の今頃も台風

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

おとなしくしている日曜日。外は荒れていた。ただ流石に沖縄本島や九州南部でのニュースの映像程ではなく、太平洋側に逸れていて随分勢力も衰えているようだ。くーも散歩に行けずにつまらなそうだが、最近は結構日中もおとなしくしている時間が増えてきたように感じる。
私の親しい友人の中で、ある友人は仕事で韓国はソウルに居るし、ある友人は結婚式を挙げにタヒチに居る。私はというと、自宅に居る訳で、何も変わらない。
昨年のこの時期、長野の白馬に居た。やはり7/14~16までの期間は丁度台風の影響で大雨が続いていた中、日中は自分のスクリーンタープの中に居た。帰る17日、長野県内の高速道路は降雨量が限界を越えつつあり、土砂災害の危険性をいたる所に含んでいたのだが、そんな中私達はロッキーでオリンピック道路を飛ばしていた。
長野の更埴ICまでは国道や県道を走りつぎ、くーはずっと車の中だった。アジ友のなっしゅちゃんとJr君の家がある町を高速で通過したのだが、濃霧で恐ろしかった記憶が残っている。翌日、私達が走ってきた高速道路は台風の影響で閉鎖されていた。昨年も今年も同じような状況だ。あれが1年前というのもちょっと信じられない感覚だが、天気まで同じようなのも何か不思議なものだ。
一昨年の9月から、くーと一緒に出られるドッグスポーツ競技に出てきた。楽しいばかりではなく、辛い日々もあった。あっという間に、くーの犬生の半分は、ドッグスポーツと関わってきた期間になってしまい、飼い主も知らない事だらけな中、少しづつ勉強し続けてきた。
そんな中でも、天候関係なしで行われるドッグスポーツ競技は、ハードなものだという感じがする。犬は平気かもしれないが、飼い主の苦労は天候によっては大きく度合いが変わる。それは季節や競技内容にもよるのだが、やはり雨だと広い車で中でリラックスできる方が疲労度も少ないだろう。
ロッキーの狭さが辛いと感じる時も少なくなかった。ミニバンなら雨だろうが何だろうが、体を休ませたり労力もかけないで1泊できたりするのだから。ただ、それを理由にロッキーを買い換えたりする事はしたくない。バイクと同じようなものだと考えれば、ある程度活動規模を絞る事になるかもしれないが、何とかなるだろうという結論である。
但し、台風の場合は流石にテントもタープも厳しい。そういう時は素直に撤退や待機を考えればよいと思っている。無理する必要なんかない訳だから。
写真は雨の中のスクリーンタープの地面。ぐちゃぐちゃだ。
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台風前夜

yonkichi, · カテゴリー: あれこれ

台風が猛威をふるいつつ、日本列島をなめながら北上している。既に九州では大変な被害が出ている。渇水で問題になっていた四国では水瓶のレベルが回復してはいるが、これだけ連続して大量に短時間の降雨というパターンは、ここ数年で急激に増えて、どんな排水構造にしたとしても、さばききれるものではない。
強引に通した林道の上に、単に舗装しただけの弱い地盤は崩れ、シンクに排水しきれない水が溜まるように路上の低い場所には水たまりができる。そんな情景がテレビから流れるのは珍しくなくなってしまった。
我が家や実家のあたりは水が出ても浸水する事はない地形だ。ある意味安心しているのだが、それは今の程度の集中豪雨ではという前提だ。今後今以上に雨が降り続く事があれば、我が家にだって影響は出る。地上2階に玄関がある我が家でも、マンションという意味では共有設備部分に雨が浸水する事だってある。ロッキーだって道路と同じ高さに停めてある訳だし、完全に安心はしていられる訳ではない。
川沿いの家といっても例えば弟子屈の鱒やのようなロケーションにいつかは住みたいと思っていても、神田川沿いに住みたいと思った事はない。水の流れる地はリスクもあり、またそれは程度によって冗談で言えるようなレベルではなくなる。都心で川沿いという事は、すなわちリスクの方が高いと言ってもいいのではないだろうか。
多くの人々が、浸水に怯えながら過ごしている事だろう。増え続ける集中豪雨は、これから人間が生活環境を改善していく事で、改善していけるのだろうかと思ったりするのであった。
写真は3年前の夏の稚内は稚咲内にあるドライブイン。この翌日、浜頓別から弟子屈まで雨の中をひたすら走ったのだが、台風が通過する2日前の事であり、避難の為に一気に南下したのだった。1日遅れて南下した友人は、通過する台風が生む暴風雨の中、危険な目に遇いながらも、羅臼まで無事到達したのだった。
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