丘に吹く風

時には地を這うように、時にはささやくように

いかなごのシーズン

yonkichi, · カテゴリー: 食べ物

昨年の今日、あの運命を変える出来事があった。
1年が経ち、何が変わったのだろう。少なくとも国も東電も何も責任を取っていない。自然災害は起こる。しかしそれを予測したり対策をしなければならない立場の者が、何ひとつ責任を取れない日本という国には、ほとほと呆れる。
愛国心というのは何だろう。国を敬い奉る気持ちは、自分以外の人やものに対して尊敬の念を抱きつつ、関係が成り立つのは、人間という生きものだからこそではかったのか。
この狭い島国、日本。美しい風景や文化が、愛国心というものにつながるものだと思える。旅をしてそれをより強く感じた。日本をもっと知って、みてみたいという気持ちから、19歳の時に実行に移した日本縦断。その時に感動を憶えた日本の風景を、金儲けと権力と自尊心と自己利益のために利用した連中に汚されてしまった事が、何より悔しい。
山や川や海はあの時と変わらず、と言えなくなってしまった今、西の海からこの季節の風物である「いかなごのくぎ煮」が届いた。
由のおかあさんの手作りの味は、春の知らせ。少しだけ、気持ちが休まる想いだった。
写真はさっそく和風の朝食に。生姜版と山椒版、そして茎わかめの佃煮。味噌汁は瀬戸内海で採れたもの。
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珠玉の焼豚

yonkichi, · カテゴリー: 食べ物

由の実家、神戸にはもう何度となく行っている。神戸というか関西の食べ物はおいしい。粉物も代表的だが、海のものもおいしい。そして中華街もある。
実家に行くと、明石焼きやたこ天、いかなごのくぎ煮や、老祥記の豚まん、堂記豚肉店の焼き豚などを買ってきてくださって、それらを食べるのも楽しみのひとつだ。
今回ちょっとあるテーマに基づいて食材を探す機会があり、由と私が選んだものが、堂記豚肉店の焼豚だった。それを由のおかあさんにお願いして、送っていただいた。
特製焼豚という赤身のさっぱりした部分と、バラ肉の脂身が多い部分をそれぞれ2本づつ。結構な量だが、足らないのは困るので、この量である。
結果的にはそれぞれ1本づつしかその会では食べなかったので、まるまる1本づつ私たちの手に残った。せっかくなので、スライスして1回分に小分けして、冷凍庫へ。しばらく楽しめる。
写真は由のおかあさんに送っていただいた、南京町の中心にある堂記豚肉店の逸品焼豚。大量である。
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命のうどんの到着

yonkichi, · カテゴリー: 食べ物

我が家は香川は坂出のがもううどんから生うどんを定期的に仕入れている。これを食べてしまうと、そこらへんのうどんがもう食えないのだ。
年におよそ3回。毎回6~7kgを頼む。到着後は生うどんで2~3食。あとは冷凍庫にて保管され、おいしい状態で数カ月を楽しめる。
今年も年末年始に食べるうどんを仕入れた。丁度忙しいようで申し訳なかったのだが、それでも我が家としてもがもうさんのうどんはとても食生活の中では重要なので、送ってもらえて助かった。
さて、早速今日はいりこと鎌田醤油で作ったダシで、暖かいかけを食べよう。
写真は今日到着した7kgの生うどん。大事にたべるのだ。
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